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 30日(日)に東京競馬場で行われる天皇賞(秋)に出走を予定しているロゴタイプについて関係者のコメントは以下の通り。

田中剛調教師
「先週末に坂路で53秒台を出しているので、今朝は全体の時計は速くなくていいから、ゴール前だけはしっかり闘魂注入してくれと田辺騎手に指示しました。戻ってきた田辺騎手は『良かったです。』と言ってくれました。
安田記念を勝つまでの3年は本当に長かったです。勝てなくても惜しいレースはいくつかあり、どこかで勝たなければ、このままでは終われないという気持ちでした。安田記念は牧場関係者やスタッフ、騎手の思いが合致した結果だと思います。
今回は府中の2000メートルになりますが、この馬は2000メートルでも通用する馬だと思っています。ただ、今回は凄いメンバーが揃ったと思っています。その中でも1頭速い馬がいるので、その馬に競らないようにして行きながら早目に先頭に立つ、ロゴタイプの競馬が出来たらいいと思っています。
当日はあまり馬場が渋って欲しくないです。また、枠順は外枠にはなりたくないです。レースは田辺騎手と武豊騎手の二人がどのような動きをするのか興味深いものになるでしょう。どうかロゴタイプの馬券をいっぱい買ってください。お願いします。」

田辺裕信騎手
「この馬はスタートが上手く、安田記念では他に行く馬もなく、自分のペースで行けました。それでも最後まで踏ん張れたのは、この馬がよく頑張ったからです。
前走の毎日王冠でも期待をしていたのですが、結果がついてきませんでした。しかし、レースを使って上向くタイプだと思っているので悲観はしていません。今朝の追い切りに乗り、ウッドコースでの単走でしたが、時計など細かい指示はありませんでした。最後気合いを入れて欲しいと言われたぐらいです。毎日王冠を使って馬がピリッと、シャキッとした感じです。
毎日王冠はあの距離だから負けたわけではなく、休み明けの影響もあったと思っています。流れ一つで勝ったり負けたりすることはこの馬に限らずあるものです。前走でのことを生かして、次につなげたいと思っています。
スタートはいいので、今回は流れに乗って行きたいです。去年もエイシンヒカリが行くと思っていたのですが、僕が乗ったクラレントの方が速かったので行ったように、あまりどの馬が行くか考えずに柔軟に対応したいです。今回も行ければ行くつもりでいます。枠順はいいところを取りたいです。距離のロスがないように行きたいので枠順は重要です。ここを目標に一回使って、気持ちも息の入りも上がってきました。応援してください。」

(取材:小林雅巳)

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