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 30日(日)に東京競馬場で行われる天皇賞(秋)に出走を予定しているモーリスについて堀宣行調教師のコメントは以下の通り。

「前走の札幌記念はこの馬にかかる期待の大きさを考えると残念でしたが、外枠でやや重の馬場という条件の中で頑張ってくれたと思います。概ねこの馬の能力は出せたと思います。課題としてあったゲートについても五分のスタートを切れていたので、収穫もあったレースでした。
その後は牧場から9月下旬にこちらに戻りました。体重が540キロ程度まで増えていたので、その点を考慮しながら調整を進めてきました。先週の追い切りを終えて、もう一本しっかりやっておきたいと考えていました。今朝はウッドコースでの併せ馬でしたが、リズムが良くなって、厩舎に戻ってきた頃と比べて大きな違いがあります。一番良かったチャンピオンズマイルの頃よりは少し重さがありますが、去年の安田記念やその前の時よりも状態はいいです。
距離の2000メートルは血統的には問題ありません。レースで一生懸命走りすぎてしまうところがありますが、それも調教ではかなり解消されてきました。今ならたとえスローペースになっても折り合いは問題ないでしょう。流れの中で自分のリズムを保っていけるかがポイントになるかと思います。2000メートルはやり方次第でこなせなくはないと思っています。」

(取材:小林雅巳)

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