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京都11Rの第21回秋華賞(GI、3歳牝馬、芝2000m)は3番人気ヴィブロス(福永祐一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分58秒6(良)。1/2馬身差2着に4番人気パールコード、さらに1/2馬身差で3着に8番人気カイザーバルが入った。

ヴィブロスは栗東・友道康夫厩舎の3歳牝馬で、父ディープインパクト、母ハルーワスウィート(母の父Machiavellian)。通算成績は7戦3勝。

~レース後のコメント~
1着 ヴィブロス(福永騎手)
「一番欲しいポジションを取れました。道中はいいリズムで、これで負けたら仕方ないと思いながら追っていました。ある程度前が飛ばしていて、ちょうど馬群のポケットにはまってくれました。斜め後方にビッシュがいるのを確認していましたが、自分のリズムで追い出せたのが何よりです。姉のヴィルシーナには新馬と晩年に乗せてもらいましたが、それとはまったくタイプの違う馬です。この馬はいい瞬発力を持っています。初のGI挑戦で強い相手に勝てたのは能力の高い証です。まだまだ良くなる途中です。チャレンジャーの立場でしたが、馬が期待に応えて勝ってくれました。今後、立場は変わってきますが、大きな舞台にチャレンジしていけたらいいですね」

(友道康夫調教師)
「今日はいい位置が取れて、これならと思って見ていました。最後は勝負根性を見せてくれました。ヴィルシーナで悔しい思いをしましたが、リベンジを果たせました。次走は未定ですが、来年以降も頑張ってくれると思います」

2着 パールコード(川田騎手)
「馬の具合は良かったです。いい雰囲気でレースを迎えられました。内容も良かったですし、直線では夢を見ました。負けはしましたが、先も楽しみになる一戦でした」

3着 カイザーバル(四位騎手)
「外枠でずっと力んでいました。前に壁を作れたのは3コーナー手前でした。もう少し内枠が欲しかったのですが、本当に力をつけています」

4着 ジュエラー(M.デムーロ騎手)
「4コーナーでゴチャゴチャしてスムースに捌けませんでした。最後は伸びていますが、外に出すことが出来ず、残念でした」

(藤岡健一調教師)
「馬は良くなっていましたし、脚は使っているのですが、4コーナー手前からスムースではありませんでした。距離は心配なく、大丈夫でした。今後は馬の様子を見てから決めたいと思います」

5着 レッドアヴァンセ(武豊騎手)
「スタートが良かったのである程度の位置で、勝ち馬の後ろで進めました。直線をいい形で迎えましたが、手応えほど伸びませんでした」

7着 パーシーズベスト(ルメール騎手)
「2000mの内回りはこの馬には速く、少し忙しかったです」

8着 ミエノサクシード(川島騎手)
「器用さがなく、斤量も3キロ増えることが気になっていました。ビッシュが上がっていったところで後ろから行きましたが、切れませんでした。今後、経験を積めばと思います」

9着 デンコウアンジュ(内田博騎手)
「(位置が)後ろでしたからね...。真ん中くらいを取りたかったです」

10着 ビッシュ(戸崎騎手)
「返し馬の感じは良かったです。レースでも落ち着いていて、3コーナーでは福永騎手の馬を見ながら行っていましたが、そこから反応がなくなってしまいました。原因は分かりません。この馬の力を出し切れませんでした」

14着 フロンテアクイーン(蛯名騎手)
「(馬群の)中に入れませんでした。力み気味に走っていました。中に入れれば違ったと思います。1~2コーナーで中でジッとしていられれば良かったです」

●秋華賞のプレゼンターを務めた有村架純さんのコメント
「関西のお客さんは、温かくて応援の熱量も高いと感じました。レースの歓声は、どこの競馬場でも一緒で一体感があり、歓声を聞くと私も盛り上がりました。コースの特徴など下調べしたのですが、惜しくも外してしまいましたが楽しかったです。秋競馬が盛り上がっていく中で、注目馬だけでなくてみんなが主役になって欲しいと思います。私も負けないように頑張ります」

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