1990年に朝日杯3歳ステークス(GI)を制し、最優秀3歳牡馬にも選出されたリンドシェーバーが14日(金)の朝、老衰のため死んだ。28歳だった。
リンドシェーバーは北海道中川郡幕別町猿別207~2の十勝軽種馬農業協同組合種馬所で繋養され、余生を送っていた。
★十勝軽種馬農業協同組合 種馬所で世話をしていた中川郁夫氏のコメント
「かしこくて、りこうな馬でした。多くのファンがいる馬で、先日も大阪から会いに来てくださいました。応援してくださった方々に、この場を借りてお礼申し上げます」
(ジャパン・スタッドブック・インターナショナル~JRA発表による)
リンドシェーバーはアリダー産駒のアメリカ産馬。1990年の朝日杯3歳Sでは当時マルゼンスキーが持っていたレコードタイムを14年ぶりに更新してのGI勝利を飾った。種牡馬としての産駒にはサイコーキララ、ギャラントアローなどがいる。