7月5日(日)に福島競馬場で行われる第69回ラジオNIKKEI賞(GIII)に出走予定のパラスアテナ(牝3歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)について、高柳瑞樹調教師のコメントは以下の通り。
(未勝利、1勝クラスと連勝しましたが、2戦を振り返ってください)
「ダート適性か芝適性かで迷った部分があり、脚元の関係でダートから使わせてもらいましたが、僕の判断が間違っていたようで、芝の適性が高かったです。芝に戻してからはスムーズな加速もできますし、良い勝ち方だったと思います」
(中5週の中間の様子について)
「入れ込む馬なので短期で放牧へ出しリフレッシュさせてからの再入厩でした。入厩後、テンションは高いところはありますが、良い意味で平行線という感じです」
(最終追い切りはウッドチップコースで行われましたが、狙いと手ごたえは?)
「いつもテンションが高く馬なり程度で仕上がってくるので、そこまで強い調教は求めず、体調を整える意味で馬なりで調整しました。状態的には前走と同じくらいでレースに臨めると思います」
(福島芝1800mという舞台について)
「福島コースは未勝利の時に勝たせてもらっていますので、一度経験してるのは強みになると思います」
(今回は牡馬相手ですが、その点はいかがでしょうか?)
「過去の実績を見ると牝馬はなかなか結果が出ていないことが多いのでその辺りは少しどうかなと思いますが、ハンデもありますし前走乗ったジョッキーが今回も乗ってくれるので、頑張ってくれないかなと思っています」
(武豊騎手にはどんなレースを期待しますか?)
「一度乗ってもらっているので、武豊騎手に任せておけば大丈夫かなと思います」
(それでは、ファンへ向けてメッセージをお願いします)
「パラスアテナはまだ弱い部分もありますし、入れ込むネックもありますが、能力はあると思いますので、期待しています。応援よろしくお願いします」
(取材:小屋敷彰吾)