7月2日(日)に福島競馬場で行われるラジオNIKKEI賞(GIII)に出走を予定しているクリアザトラック(栗東・角居勝彦厩舎)について追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
◎クリアザトラックについて、角居勝彦調教師
・古馬との初対戦となった前走の江の島特別は休養明けながら良く走ってくれました。レース後すぐに放牧に出しました。中間は普通にレースを走った後だったので疲れのチェックだけでした、目立った疲れもありませんでした。
・今朝は馬場状態を考えて急遽芝で追い切りました。動きも良く問題ありませんでした。
・輸送面はこの馬自身あちこち行っていますから問題ありません。どんな馬場にも対応できます。春先にはハミを噛んでかかって行きそうな走りで、うまく溜めが効くかどうかが課題でした。でもその点もだいぶ改善しています。
・この馬は早いうちから能力の高さは分っていましたが、それが勝ちすぎて人間の指示に従わないで走るところがありました。でも今はかなりコミュニケーションがとれるようになってきました。
・飼葉食いはもともと良くいい馬体を維持しています。メンバー云々よりこの馬の能力をしっかり発揮できるように作ってあげることが第一です。(これからも)56kgは背負わなければいけません、斤量負けは無いと思います。今回は小回りコースですからいい位置につけてレースが出来ればと思います。ここで賞金を加算して秋の大舞台に立てるようになりたいですね。
(取材:檜川彰人)