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5月3日(火)に船橋競馬場(晴・重)で行われた南関東3歳馬による短距離重賞、第2回ラジオNIKKEI盃若潮スプリント(SIII・ダート1200m)は、4コーナー手前で先頭に立った2番人気のスティールルージュ(本橋孝太騎手)が直線で後続を突き放し、重賞4勝目を挙げた。勝ちタイムは1分13秒2。4馬身差の2着が3番人気のスタースタイル、さらに4分の3馬身遅れた3着が1番人気のランディスシティだった。

勝ったスティールルージュは父マジェスティックウォリアー、母ディアユリアザミ(母の父ボストンハーバー)の牝3歳鹿毛馬。船橋・張田京調教師の管理馬。通算成績12戦6勝、重賞は2021年フルールカップ(門別)・ローレル賞(川崎)・2022年ユングフラウ賞(浦和)に続いて4勝目。

なお、勝ったスティールルージュには、6月28日に大井で行われる優駿スプリント(SII・ダート1200m)と、7月26日に船橋で行われる習志野きらっとスプリント(SI・ダート1000m)の優先出走権が与えられる。

レース後のコメント

1着 スティールルージュ(本橋孝太騎手)
「ちょっとスタートのタイミングが合わず、出遅れ気味でした。スティールルージュのスピードにカバーしてもらって、何とかあの位置を取れました。1200mということもあって、ちょっと強気で乗ろうと思っていましたし、結構行きたがるところを無理に抑える必要はないなと思った結果があの形(早め先頭)になりました。そのペースにもかかわらず、最後までしっかり伸びてくれましたし、すごく底力を感じました。牝馬ですがカリカリせず落ち着いた面と、しっかりスイッチが入る面が両方あって、競走馬に適した性格だと思います。今日の感じなら短い所でも良さそうですし、浦和の1400mなどであればカバーできそうです。幅は広そうですし、今後どんどん活躍してくれると思います」
(張田京調教師)
「馬が強かったです。余計な事をしない馬で、レースを走った後も、走った感じがしないくらいでした。この後は優駿スプリント(6月28日・大井)に向かいます」

2着 スタースタイル(森泰斗騎手)
「初めての左回り、コースでも頑張っていました。硬さを感じましたが、まだ良くなると思います」

3着 ランディスシティ(笹川翼騎手)
「初めての1200mに少し戸惑っていましたが、レースをしているうちに慣れてきて、勝った馬の後ろにつけられました。最後に脚が上がったのが気になりました」

4着 エスポワールガイ(石崎駿騎手)
「初めての遠征で、馬がチャカチャカしていました。これからの馬ですね」

5着 ヒストリックノヴァ(矢野貴之騎手)
「内容は良かったと思います。今日は体に余裕がありました」 

(取材:小塚歩、藤原菜々花、中野雷太)

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