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5月10日(日)に東京競馬場で行われるNHKマイルカップ(GI)に出走予定のシャインガーネット(美浦・栗田徹厩舎)について、追い切り後の栗田徹調教師のコメントは、以下の通り。

(今朝の3頭併せの追い切りについて)
「先週田辺騎手に乗ってもらって、ウッドで良い時計が出ていましたし、体も出来上がっていたので、今週は調整程度で一頭というより前後に馬を置いて、前の馬を見ながら、くっついていくような指示を出しました。良い動きだったと思います」

(前走ファルコンSで、重賞初制覇でした)
「フェアリーSの走りが、あまり良くなかったものですから、一回左回りを試したいという事で出走させましたが、良いパフォーマンスができたと思います」

(ここまでの調整過程は?)
「ファルコンSの後、桜花賞を使うか迷ってオーナーとも相談しました。左回りの走りが良いのと、桜花賞を挟んでマイルカップというのは、ローテーション的にきついのかなと考えましたので、得意の左回りの1600メートルを選択しました。前走後は天栄に放牧に出して、1カ月前に帰厩しました」

(この馬のどの辺りに成長を感じますか?)
「一戦一戦力をつけている印象で、右回りの敗因が掴めない中、左回りの行きっぷりの良さが目立っていて、競馬もし易そうに見えます。終いもしっかりしていて、一頭になってもフワッとする事もないですし、レースに使われながら気性的には成長していると思います」

(この馬の強みは?)
「普段はおっとりしていて使いやすいし、調教で動き過ぎるところはありますが、他の馬と併せてからの気の強さだったり、自分を持っている気の強い女の子です」

(課題があれば、教えて下さい)
「現状、右回りの成績が良くないので、その点が課題になるかと思いますが、左回りに関しては良く走っていますし、今回NHKマイルカップで初めて対戦する馬もいますので、その辺りの力関係になるかも知れません」

(その力関係については?)
「馬の力を信じて、この馬の能力を発揮できるように厩舎として、万全の態勢で取り組んでいますし、あまり意識はしていないです」

(東京コースの速い時計への対応は?)
「この馬も一戦一戦、力を付けているので、対応していって欲しいですね」

(取材:木和田篤)

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