お知らせ:

競馬実況web

☆5日(日)東京競馬場で行われる第24回NHKマイルカップ(GI)に出走を予定しているファンタジスト(牡3、梅田智之厩舎)について追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◎ファンタジストについて、梅田智之調教師

・(スプリングステークスは)皐月賞を見据えて余裕をもっての仕上げでした。レースの内容も思った以上に良かったので皐月賞は楽しみに迎えられると思ったレースでした。(皐月賞は)もともと距離はどうかと思っていましたがスプリングステークスの結果や内容で何とか、もってくれるかと思っていました。結果は(やはり距離が)長かったかなと思います。

・(レース後は)それまで皐月賞に行くまでにピークにもっていくよう作っていましたので、中2週ということでいかに状態をキープするかという点に主眼を置きました。まず馬の様子を見ながら疲れを抜いて、早めに乗り出すことができました。1週前は間隔も詰まっているので馬の機嫌を損ねないよう追い切りました。たまたま前に併せ馬がいましたので、その後ろで折り合う内容で、時計は目立ちませんが良かったと思います。

・先週(坂路で)56.4でやった後も馬がボケていたので日曜日にも気合いを入れてやりました。(今日も)いい意味でボケてはいるのですが最後だけ伸ばすいつも通りの内容でした。若干思っていたより速かったのですが息の入りはいいころと変わらない感じで調子の良さを感じます。春の最大の目標だった皐月賞の頃の状態にはあると思います。

・この馬は使う度に身体が増えていって、ここにきて体重的な成長曲線は鈍ってはいますが、まだまだ成長してくれるとは思っています。気性はまだ幼いところがあるのでその辺が成長すればまだ(高いレベルで)やれるなと思っています。

・(東京マイルは)どれだけ前半リラックスして走るかで最後の伸びにかかってくるので中間、折り合いだとかスタッフと話しながら調整してきました。その点が勝負の分かれ目になると思っています。どんな流れにも対応する器用さはあります。

・前回は人気を裏切る形になりましたが次は得意な舞台になると思いますので、前回の借りを返せたらと思っています。

〔取材:檜川彰人〕

お知らせ

お知らせ一覧