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 JRAは4日、L.コントレラス騎手の薬物陽性事案について第2回裁定委員会を開き、日本中央競馬会競馬施行規程第147条20号により「2月11日から3月10日まで騎乗停止」とすることを発表した。

 今回の事案は2月6日に東京競馬場で実施した薬物使用に関する検査で、コントレラス騎手の尿検体から「麻薬及び向精神薬取締法」で規制の対象となっているオキシコドンが検出された。

 コントレラス騎手は昨年12月にメキシコで落馬負傷した際に、医師からオキシコドンの処方を受け、抗生物質と取り違えて服用した可能性があることを申し出て、メキシコから取り寄せた処方箋の写しを提出した。このオキシコドンの携帯輸入には厚生労働大臣の許可を受ける必要があるが、コントレラス騎手は所定の手続きをとらずに持ち込んで施用した。

 日本中央競馬会競馬施行規程第147条20号では、競馬の公正確保について業務上の注意義務を負う者としてふさわしくない非行のあった馬主、調教師、騎手、調教助手、騎手候補者、厩務員に対して「期間を定めて、調教若しくは騎乗を停止し、戒告し、又は500,000円以下の過怠金を課する」と定めている。

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