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 JRAは17日、平成29(2017)年度の重賞競走の日程などを発表した。

 古馬の中距離競走体系を整備するため、2回阪神4日目(4月2日・日)の大阪杯をGIIからGIに昇格する。距離は変更せず、芝2000メートルで行うが、負担重量は別定から定量に変更された。また、4回中京(12月開催)の開幕週に行われていた金鯱賞(GII)を2回中京1日目(3月11日・土)に移設し、2回中山2日目(2月26日・日)の中山記念(GII)とともに、1着馬が大阪杯への優先出走権を獲得できることになった。

 金鯱賞の移設に伴い、5回阪神(12月開催)2週目のチャレンジカップ(GIII)を1週繰り上げ、5回阪神1日目(12月2日・土)に設定し、距離を200メートル延ばし、芝(内回り)2000メートルに変更された。また、負担重量の設定もハンデキャップから別定に変更された。2回中京(3月開催)の開幕週に行われてきた中日新聞杯(GIII)は、4回中京3日目(12月9日・土)に移設され、3歳馬の出走も可能となった。

 2歳中距離路線の頂点としてGI格付けへの昇格を申請中のホープフルステークス(GII)は、中央競馬の開催最終日に設定された12月28日(木)の5回中山9日目に行われることになった。このホープフルステークスと、ステップレースとする5回京都7日目(11月25日・土)のラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(GIII)の出走資格をそれぞれ(国際)(特指)から、(国際)(指定)に変更されることになった。(特指)から(指定)に変更したことにより、地方競馬で行われているJRA認定競走を勝っていない地方馬にも出走の可能性が広がった。

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