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 佐賀競馬場(天候・雨、馬場状態・不良)で行われたダートグレード競走・農林水産大臣賞典第14回サマーチャンピオン(JpnIII・1400m・3歳以上オープン・ハンデ・1着賞金2100万円)は、地元佐賀から3頭、JRAから4頭、他地区4頭の合わせて11頭が出走した。
ほぼ揃ったスタートでレースは始まった。スタンド前でダッシュを利かせてJRAのエーシンビートロンが先行し、これを追いかけたのが愛知のサイモンロードと1番人気JRAのガンジスだった。人気どころでは、4番人気・兵庫のタガノジンガロが6番手、3番人気のJRAタイセイファントムが後ろから2、3頭目を追走した。
向正面でもほとんど順位は変わらないが、各馬が仕掛けて先行集団が固まってきた。3コーナーを回って、先頭のエーシンビートロンが後続をやや離し始めた。ガンジスが単独2番手に上がり、中団にいた愛知のピッチシフターとタガノジンガロが3番手集団に押し上げた。
最後の直線では、逃げるエーシンビートロンがさらに後続を引き離し、5馬身差の圧勝となった。勝ちタイムは1分26秒1。2着争いは3頭横に広がったが、ピッチシフターが2着に入った。ハナ差の3着にタガノジンガロ、1番人気のガンジスは4着に敗れた。
勝ったエーシンビートロンは父ブライアンズタイム、母ローレンシア(その父ホリスキー)という血統の牡8歳・黒鹿毛馬。JRA栗東・西園正都調教師の管理馬。通算成績は32戦7勝(うち地方1戦1勝)。今年2月にオープン入りし、重賞は初挑戦での制覇となった。鞍上の武幸四郎騎手はサマーチャンピオン初制覇となった。

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