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14日(水)、雨・不良馬場の大井競馬場で行われたダートグレード競走の第32回東京スプリント(JpnIII・1200m・出走15頭)は、道中は4番手を追走した1番人気のリュウノユキナ(JRA)が直線で抜け出して後続の追撃をしのぎ、3連勝で重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分11秒5。

アタマ差の2着に中団から差してきた2番人気サブノジュニア(大井)、3着には5番人気のキャンドルグラス(船橋)が追い込み、3番人気のベストマッチョ(川崎)は6着だった。

勝ったリュウノユキナは父ヴァーミリアン、母ネオカラー(その父クロフネ)という血統の6歳牡馬で、JRA美浦・小野次郎調教師の管理馬。通算成績は36戦8勝(うち地方6戦3勝)で重賞は初制覇。騎乗した柴田善臣騎手は、大井競馬場では2004年のジャパンダートダービー(カフェオリンポス)以来17年ぶりのダートグレード競走制覇となった。


<レース後関係者のコメント>
1着 リュウノユキナ(柴田善臣騎手)
「返し馬から気合いが入っていたので、行き過ぎる面が出なければいいなとは思っていました。ちょっと行き過ぎる所があったので、道中リラックスして走れていれば、もっと強い勝ち方が出来たんじゃないかと思います。調教に乗って調子の良さは分かっていたので、これぐらいでも辛抱してくれるんじゃないか、という感じで追い出しました。成績が示すようにかなり馬の調子も上がってきていますし、こういういい成績が残せているので、この状態を維持していければと思います。もうワンランク上がらないと、もっと大きい所には手が届かないので、またワンランク上がれるようにスタッフとも相談しながらやっていきたいと思います。この馬はもっと力をつけて、もっと良いパフォーマンスが出来るようになると思うので、これからも応援して頂ければありがたいです」

2着 サブノジュニア(矢野貴之騎手)
「惜しかったです。並んでから向こう(リュウノユキナ)ももうひと伸びしていました。良い競馬でしたが......残念です」

3着 キャンドルグラス(御神本訓史騎手)
「状態は良かったですし、終いもよく差を詰めてくれました。交流重賞でもやれる力は持っています」

(取材:大関隼)

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