12月19日(木)「全日本2歳優駿(JpnI)は北海道のハッピースプリント」ほか [全国競馬情報]
2013/12/19(木) 16:51
●●全日本2歳優駿(JpnI)は北海道のハッピースプリントが人気に応える●●

 冷たい雨の落ちる18日夜、ナイター競馬の川崎競馬場(雨・やや重)で行われたダート2歳王者決定戦・第64回全日本2歳優駿(JpnI・1600m・13頭)は、3番手を追走した1番人気の北海道のハッピースプリント(宮崎光行騎手)が、逃げたJRAのスザクを直線やや離れた外から交わして1分40秒4で勝利。北海道2歳優駿(JpnIII)に続くダートグレード競走2連勝で、ダート2歳王者の座に就いた。1馬身半差の2着にスザク、6馬身離れた3着に船橋のサーモピレー、さらにクビ差の4着にJRAのマキャヴィティが入った。2番人気のメイショウイチオシは6着、3番人気のニシケンモノノフは8着に終わった。

 勝ったハッピースプリントは、父アッミラーレ母マーゴーン(その父デイジュール)の牡2歳鹿毛馬、北海道・田中淳司厩舎の管理馬。通算成績7戦5勝、敗れた2戦は芝に挑戦した函館2歳ステークス(GIII)5着とコスモス賞5着であり、ダートは5戦全勝。サンライズカップ、北海道2歳優駿(JpnIII)に続き重賞3勝目。地方所属馬によるこのレース制覇は、2009年のラブミーチャン以来、4年振りとなった。

~レース後の関係者のコメント~

1着 ハッピースプリント 宮崎光行騎手
「本当に嬉しいです。3番手につけられたので、馬の力を信用して、確信して乗っていました。初めての左回りにも全く動じることなく、これまで以上の出来でした。2歳でこれほど乗りやすい馬は初めてです。常に思っている以上の動きをしてくれます。もっと強いメンバーともいいレースができると思わせてくれます」

田中淳司調教師
「最高です。こんな気分は味わったことがありません。北海道の2歳は強いと言われながら、なかなか勝てなかったので嬉しいです。馬が大人で、物事に動じません。レースでは思ったより前の位置取りでしたが、1頭だけ3コーナーを持ったままで回ったので勝てると思いました。ひとつ夢をクリアでき、オーナーと馬に感謝しています。レースの前に、勝ったらドバイに行こうと話していました。今後はオーナーと相談して決めます。まだまだ北海道には強い2歳馬がいます。応援よろしくお願いします」

2着 スザク 武豊騎手
「今日は先手を取れたのが大きかったです。スンナリ行ければ強い馬です。前走と違い、馬が落ち着いていました。よく頑張ってくれましたが、勝った馬が強かったです」

4着 マキャヴィティ 戸崎圭太騎手
「まだ精神的に弱いところがあり、今日はメンコをしてみましたが、やはり若さが出てしまいました。力を出し切れていません」

5着 ダイチトゥルース 武士沢友治騎手
「ゲートで後手を踏んで、後ろからの競馬になりました。それでも、小回りコースで前が残る中、あれだけ押し上げてくるのですから力はあります。まだまだこれからの馬です」

(取材:小林雅巳、山本直)


●●金沢ヤングチャンピオンは牝馬イグレシアスが無敗でV●●

 17日(火)金沢競馬場(曇・不良)で行われたJRA認定の重賞・第16回金沢ヤングチャンピオン(1700m・11頭)は、単勝1.4倍の圧倒的1番人気に押された牝馬イグレシアス(吉原寛人騎手)が1分51秒0で勝利し、デビューからの連勝を4に伸ばした。1馬身半差の2着アキレウス、さらに3馬身遅れた3着はフリオグレイスーだった。

 勝ったイグレシアスは父タイムパラドックス母ナトリフレンド(その父オペラハウス)の牝2歳鹿毛馬、金沢・中川雅之厩舎の管理馬。前走・百万石ジュニアカップに続いて重賞2連勝、9月8日のデビューから無傷の4連勝を飾った。


●●その他の主な2歳戦の結果●●

・17日(火)川崎競馬場(曇・良)で行われたJRA認定の地方交流競走・東京スポーツ師走オープン(1600m・11頭)は、マイネルセレクト産駒のファイト(張田京騎手)が1分44秒4で人気に応えた。重賞・平和賞2着という実績のある船橋所属のファイトは、これで通算成績を6戦4勝(2着2回)とした。

・18日(水)名古屋競馬場(雨・重)で行われた2歳特別(1400m・9頭)は、7番人気の伏兵レッツダンス(今井貴大騎手)が1分31秒5で差し切って勝利。エイシンサンディ産駒のレッツダンス、通算成績は7戦2勝。

・19日(木)園田競馬場(曇・不良)で行われたJRA認定アッパートライ競走(1400m・12頭)は、断然1番人気の牝馬トーコーニーケ(川原正一騎手)が1分29秒1で3馬身半差の勝利。トーコーニーケはキングカメハメハの産駒、通算成績7戦2勝。