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 昨日4日、金沢競馬場(曇、不良)で第13回JBCスプリント(JpnI)が行われた。今年は1400mが舞台となり、12頭が出走した。

 レースはセイントメモリー(大井)が逃げ、3番人気のセイクリムズン(JRA)が2番手につけた。1番人気だったエスポワールシチー(JRA)は外の3番手からレースを進め、この直後を2番人気のタイセイレジェンド(JRA)、4番人気のテスタマッタ(JRA)が追走した。初めてのダート戦だったドリームバレンチノ(JRA)はスタートで後方に置かれたものの、向正面から進出を開始し、3コーナーでは先行集団の後ろに取りついた。

 3コーナー過ぎで各馬の騎手が激しく手を動かす中、馬なりで先頭に並びかけたエスポワールシチーが4コーナーで先頭に立つと抜け出して1馬身1/2差の快勝。勝ちタイムは1分27秒1、勝利騎手はJRA美浦の後藤浩輝。

 向正面では外を通っていたドリームバレンチノが、4コーナーでは最内に進路を変えて直線は抜群の伸びを見せて2着。1/2馬身差の3着にセイクリムズン、テスタマッタが4着、逃げたセイントメモリーは5着。タイセイレジェンドは3コーナーから後退して7着に敗れた。

 勝ったエスポワールシチーは父ゴールドアリュール、母エミネントシチー(母父ブライアンズタイム)の牡8歳馬。JRA栗東の安達昭夫厩舎所属。これまでかしわ記念(2009年、2010年、2012年)と、マイルチャンピオンシップ南部杯(2009年、2012年、2013年)をそれぞれ3回優勝し、さらにジャパンカップダート(2009年)、フェブラリーS(2010年)も勝っていたが、JBCはこれが初めての出走で初制覇となり、GI・JpnI合計で9勝目。通算38戦17勝(中央24戦9勝)。

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