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 13日(月)、盛岡競馬場(曇、ダート:良)で第27回マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)が行われた。

 先手を奪ったのはポアゾンブラック(JRA)、外めの2番手で逃げ馬をマークするように1番人気のベストウォーリア(JRA)、3番手にキョウエイアシュラ(JRA)、アドマイヤロイヤル(JRA)、地元期待の3番人気・ナムラタイタン(岩手)が続く展開となった。
残り200mを切ったところでベストウォーリアが楽な手応えのまま先頭に立ち、リードを広げる。最後は4馬身差をつけての勝利を飾った。タイムは1分35秒9。
逃げたポワゾンブラックが粘り込み2着を確保。アドマイヤロイヤルが3着、キョウエイアシュラが4着、中団につけたナガラオリオン(JRA)が5着に入った。上位5頭はJRA所属馬で、地方馬の最先着は6着に入ったナムラタイタンだった。

 ベストウォーリアは父Majestic Warrior、母Flirtatious Miss(母父Mr.Greeley)の牡4歳・栗毛。栗東・石坂正厩舎所属。2013年6月のユニコーンステークス(GIII)で初重賞制覇。その後も安定したレース振りを見せ、前走のプロキオンステークス(GIII)で2つ目の重賞タイトルを獲得し、この南部杯で初JpnI制覇を成し遂げた。通算14戦7勝(中央11戦6勝)、重賞3勝。

 ベストウォーリアに騎乗した戸崎圭太騎手のコメント
「元々、競馬が上手です。どこからでもレースができると思っていたので位置取りは特に意識せず、リズムを大事にしました。スローペースでしたが、折り合いもついていい雰囲気でレースを進めることができました。後ろから脚音が聞こえていましたが、自分の馬の手応えもよかったので大丈夫だなと思いました。今回はユニコーンステークスと同じように切れを発揮してくれました。初めて騎乗したときからすばらしい能力を持っていると思っていましたし、順調に勝ち上がっていいレースを見せています。これからもいいパフォーマンスを期待しています」

 ベストウォーリアを管理する石坂正調教師のコメント
「ジョッキーに指示は出しませんでしたが2、3番手を考えていたので思っていたとおりの競馬ができました。今回の結果も踏まえると距離は1400mから1800mぐらいまで。今後についてはじっくり考えて決定したいです」

(コメントは岩手県競馬組合のリリースで発表されたもの)

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