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 13日(日)に阪神競馬場で行われる第67回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)に登録をしているクードラパン(牝2、美浦・久保田貴士厩舎)について、久保田貴士調教師のコメントは以下の通り。

(前走のサフラン賞を振り返って)
「レース前の具合が良かったですし、勝ちたいレースでした。完勝してくれました。しかし、この暮れのGIを目指していたので、どのような勝ち方をするのかなと見ていましたが、こちらが思っていたよりは、もう一つ物足りなかったなというのが正直なところです」

(前走後の調整について)
「勝った後、天栄ホースパークへ放牧に出しました。3週間ぐらい前に戻しました。先週はしっかりとやって、今週の追い切りをやりました。
新馬の頃はヤンチャで、危なっかしいところもありましたが、今はだいぶドッシリ構えられるようになってきました。
元々、結構しっかりした馬体でした。使いながら少しずつ増えてくれているというのは、今の時期の2歳牝馬としては、すごくやりやすいです」

(一週前追い切りについて)
「調教駆けする古馬と一緒にやりました。先週は負荷をかけようと思い、馬が苦しいと思うところまでやってくれと指示はしておきました。
だいたいこちらの思った通り反応といい、動きでした。しかし、一週前ということもあり、少し反応の鈍さがありました」

(最終追い切りについて)
「今週は、終い重点で、直線だけということでやりました。また今週も田辺騎手に乗ってもらって、だいぶ反応良く抜け出してきたと思います。
先週しっかりやれたことによって、だいぶ馬の動きが素軽くなって、良い雰囲気になってきました。(田辺騎手からは)順調に良くなってますということです」

(今回のレースについて)
「紛れのないコースですし、この馬の場合、3戦とも違う競馬場で走っています。阪神も初めてですが、この馬にとっては走りやすいコースではないかと思います。
夏に新潟で一日滞在して、輸送競馬も経験しています。いろいろな競馬場で走っていますし、(輸送は)それほど心配していません。
メンバー的にもかなり強い馬たちが出てきます。この2ヶ月でどれだけ、この馬自身が成長している姿を見せられるでしょうか。
折り合いも、終いもしっかりしています。今の時期としては、本当に完成度の高い馬だというところが長所だと思います。
阪神に向けて、ここまでやってきました。相手は強くなりますが、またここでも良い競馬をして、一発を狙っていきたいです」

(取材:米田元気)

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