12月13日（日）に阪神競馬場で行われる阪神ジュベナイルフィリーズ（GI）に出走予定のメイケイエール（牝2、栗東・武英智厩舎）について、追い切り後の武英智調教師のコメントは以下の通り。

「（前走は）粗削りな面は見えましたが、持っているポテンシャルと、鞍上の武豊騎手が上手くなだめてくれたことで、途中からはうまく走れていたのではないかなと思います。

デビューから3戦と比べると、（この中間は）リズムも良くて落ち着きもあります。これまでの3戦は輸送があったり、間隔が詰まったりして、調整は今回の方が断然良い過程を踏めていると思います。

この厩舎では週末に本追い切りをする調教をしているので、予定通りなのですが、実質的な追い切りは先週の土曜日でした。今日は息を整えて、反応を見る程度でした。先週の水曜も土曜も騎乗しましたが、高いレベルで良い状態を維持していると思います。折り合い重視の調教をしているのですが、今回は馬具をいじったり、前に馬を置いたりしてきまして、調教では（折り合いは）変わってきていると思います。

本質的には（距離は）持つと思います。ムキになるというか真面目すぎるところがあって、そのあたりが阪神の外回り1600メートルという不安はありますが、楽しみの方が大きいですね。

普段はおっとりしていますが、競馬に行くと真面目過ぎるところがあったり、かわいい子なので応援よろしくお願いします」

（取材：山本直）