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東京11Rの第64回東京新聞杯(GIII、4歳上、芝1600m)は8番人気ホエールキャプチャ(蛯名正義騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒2(重)。1馬身差2着に3番人気エキストラエンド、さらにアタマ差で3着に5番人気クラレントが入った。

ホエールキャプチャは美浦・田中清隆厩舎の6歳牝馬で、父クロフネ、母グローバルピース(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は23戦7勝となった。

~レース後のコメント~
1着 ホエールキャプチャ(蛯名騎手)
「57キロというと牡馬でいう59キロくらいの斤量で、それで牡馬に勝つのですからたまげました。今日は、なるべく馬が走っていない部分を通りたいと思っていました。東京の1600mがよほど相性がいいのでしょうか、安定感があります。(レースが延期になったことで)追い切りがもう1週出来たことも大きいと思います」

(田中清隆調教師)
「6歳ですし、えらいものだと思います。(東京の1600mは)ペースがちょうどいいようです。前にも行けますし、スタートが悪くても中団につけられますし。コーナーが2つというのもいいのかもしれません。闘争心があって、飼い葉もよく食べる馬です。股関節を痛めて休んでいた時も原因が分かっていましたし、闘争心があるからこそ、また走れるようになりました。今後については、無理をさせず、様子を見たいと思います」

2着 エキストラエンド(C・デムーロ騎手)
「スタートしてからいいフォームになるまで時間の掛かる馬です。3~4コーナーくらいからフォームがかたまってきました。直線に向いてからいい脚で、狭いところをついて勝てるかなと思いましたが、外の馬に来られました。それでもいいレースをしています」

3着 クラレント(川田騎手)
「2回の輸送、特に今回は時間の掛かった輸送がありながら、ここまでよく頑張ってくれたという感じです」

4着 コディーノ(リスポリ騎手)
「レース自体は思った通りに行きました。ゲートが開いて、内が空いていたのでそこへ行き、いい位置を取ることが出来ました。文句なしです。4コーナーを回ってからは、早仕掛けにならないよう、出来るだけ脚をためました。以前に乗った感じから、他の馬に抜かれてから追い出しても来られると思っていたのですが、今日は止まってしまいました。今までにないくらい乗りやすかったのですが、敗因が、レース間隔なのか、馬場なのかは分かりません」

5着 サトノギャラント(北村宏騎手)
「スタートを気をつけて、いつもくらいのスタートが切れましたが、後方から腹をくくって終い勝負にかけました。前も流れてくれたし、末脚を信じて行きましたが、坂を上がったら脚色が鈍ってしまいました」

8着 エールブリーズ(戸崎騎手)
「もう少し内枠から、この馬のセンスを生かす競馬がしたかったです。久々や1600mもあったと思いますが、折り合いをつければ良かったです。それでも大負けせずに頑張ってやっています」

9着 セイクリッドセブン(田辺騎手)
「輸送に時間が掛かったのはむしろプラスでした。しかし、休みも長かったですし、1回使った方が体つきも行きっぷりも違うでしょう」

10着 ショウナンマイティ(浜中騎手)
「仕方がありません。(2度の輸送で)条件が厳しいです。馬にはかなり酷な状況です。具合もいい頃よりはもう一つでした」

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