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中山11Rの第56回アメリカジョッキークラブカップ(GII、4歳上、芝2200m)は4番人気クリールカイザー(田辺裕信騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分13秒6(良)。1馬身1/4差2着に7番人気ミトラ、さらに1/2馬身差で3着に2番人気エアソミュールが入った。

クリールカイザーは美浦・相沢郁厩舎の6歳牡馬で、父キングヘイロー、母スマイルコンテスト(母の父サツカーボーイ)。通算成績は29戦6勝となった。

~レース後のコメント~
1着 クリールカイザー(田辺騎手)
「ゴールドシップをどうしたら負かせるかというのがまず頭にありました。先手を主張しようと思っていました。途中で思いがけない馬に捲くられましたが、リズムを崩さずに自分から上がって行くことが出来ました。思い通りの競馬でした。初めて乗るので、折り合いで未知の部分が多かったのですが、引っ掛かることなく、うまく辛抱してくれました。展開はどうあれ、ゴールドシップと戦えて負かしたのがすごいことです。胸を張ってGIで戦っていけると思うので、楽しみです。去年は、同じ相沢郁厩舎のヴェルデグリーンで勝たせてもらって楽しみにしていましたが、残念なことになってしまいました。また先生が同じチャンスをくれて、結果を出せて良かったです」

2着 ミトラ(柴山騎手)
「前につけて行きました。外から他馬に来られて少しハミを噛んでいましたが、よく頑張ってくれました。2200mも問題ありません」

3着 エアソミュール(C・デムーロ騎手)
「今日はレース直前にハミを普通のものに交換したのが利いてくれて、1コーナーまでスムースに運べましたが、馬場が硬いこともあり、前が止まってくれませんでした」

4着 マイネルフロスト(松岡騎手)
「これを使ってまだ良くなりそうです。レースを覚えてきています。少し掛かるところもありましたが、スローでしたし、仕方ありません」

5着 ディサイファ(四位騎手)
「スタート次第では逃げてもいいと思っていましたが、他の馬が来たので控えました。1コーナーの馬群の並び方なら面白かったのですが...。まだベストの条件がつかめませんが、"やれる"という手応えも感じました」

7着 ゴールドシップ(岩田騎手)
「ゲートは出たのですが、勢いに乗れませんでした。すごく調子は良かったのですが、外々を回らされて嫌気が差したのでしょうか。モタモタしてしまいました」

12着 フェイムゲーム(北村宏騎手)
「駐立は良かったのですが、二の脚がありませんでした。出来るだけ前で運びたかったので、意識的に出して行ったのですが、思ったところにつけられませんでした。体力やスタミナは不安がないので途中で押し上げましたが、遅れを取り返せなくて、脚を余す形になりました。道中の感じは悪くないのですが、ゲートを出てくれれば...と思います。前につけられなくて申し訳ないです」

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