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中山11Rの第55回アメリカジョッキークラブカップ(GII、4歳上、芝2200m)は2番人気ヴェルデグリーン(田辺裕信騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分14秒0(良)。クビ差2着に11番人気サクラアルディート、さらにクビ差で3着に6番人気フェイムゲームが入った。

ヴェルデグリーンは美浦・相沢郁厩舎の6歳牡馬で、父ジャングルポケット、母レディーダービー(母の父スペシャルウィーク)。通算成績は21戦7勝となった。

~レース後のコメント~
1着 ヴェルデグリーン(田辺騎手)
「これまでGIを2回使って負けていましたが、今回は勝てたので馬を褒めてあげたいです。作戦はありませんでしたが、オールカマーの時よりも勝ちに行こうという思いがあって、それに馬も反応して、力で勝てました。ペースは流れていないと思いましたが、自分のリズムを崩さず、前を見ながらレースを進めていました。距離も色々使ってきましたが、こちらの指示に従って反応してくれる利口な馬です。大分相手が強くなってきている中で、心も体も強くなっています。また大きなところに挑戦したいです」

2着 サクラアルディート(ベリー騎手)
「スタートが良く、この馬に向いた展開になり、最後まで頑張りましたが、最後は力負けでした。距離は2400mでも大丈夫です」

3着 フェイムゲーム(北村宏騎手)
「惜しかったです。休み明けを1度使ってやる気になっていました。ペースが上がる前に押し上げて、勝負どころまでにいい形に持っていけましたし、最後まで伸びてはいます」

4着 レッドレイヴン(柴田善騎手)
「折り合っては行けましたが、まだいろんなものが足りていないようです。その中でも良くなっているところもあり、このレースがいい経験になるといいです。内容のあるレースだったと思います」

5着 フラガラッハ(高倉騎手)
「ゲートはいつもに比べると出てくれたと思います。前走はハイペースで引っ掛かっていたので、折り合いだけ気をつけました。今日は所々ハミを噛む場面がありました。中山のコースは直線での追い込みがきついです。ヴェルデグリーンの後ろくらいが理想だったのですが、折り合いに気をつけた分が最後に出ました。あと1ハロンで止まった感じですが、ゴール前でもうひと伸びしていました。馬群が密集していたので、展開的には向きました。ひと脚で前につけられました。折り合いがつけばこの距離でも大丈夫です」

6着 マイネオーチャード(柴田大騎手)
「スタートから出して行きましたが、中々前に行けず、後方からになってしまいました。それでも最後まで伸びていて、内容のある結果でした」

8着 マックスドリーム(古川騎手)
「1ハロン距離を延ばしたので、ギリギリまで我慢しました。距離は長く感じましたが、展開一つだと思います」

9着 ダービーフィズ(蛯名騎手)
「良くなっては来てるんですが...」

10着 ケイアイチョウサン(横山典騎手)
「前回と違い、流れに乗ってレースをしました。よく頑張っています」

11着 サダムパテック(戸崎騎手)
「ある程度前につけてレースが出来ましたが、最後は少し狭くなりました。スタートも出ましたし、距離が敗因ではないと思います。今回がきっかけになれば、能力のある馬ですし、良くなると思います」

13着 トゥザグローリー(ルメール騎手)
「向正面では掛かり気味でした。その後は終盤に向けてリズム良く走れました。しかし、直線に向いて反応がなくなり、まったく走る気がない感じでした。どうしたのでしょうか」

16着 コスモファントム(松岡騎手)
「中山2200mのコース形態が合っていないように感じました。馬は戻ってきていると思います」

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