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中山11Rの第67回セントライト記念(GII、3歳、芝2200m)は3番人気ユールシンギング(北村宏司騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分13秒5(良)。ハナ差2着に5番人気ダービーフィズ、さらに3/4馬身差で3着に6番人気アドマイヤスピカが入り、上記3頭が菊花賞の優先出走権を獲得。

ユールシンギングは美浦・勢司和浩厩舎の3歳牡馬で、父シンボリクリスエス、母ジョリーノエル(母の父スペシャルウィーク)。通算成績は7戦3勝となった。

~レース後のコメント~
1着 ユールシンギング(北村宏騎手)
「大きな体の馬で、未勝利戦を勝った頃はまだ緩いところがありました。しかし、レースを使うごとに競馬を覚えてくれました。今日は道中で消耗しないようにスムースにレースをさせることを考えていました。道中リズム良く、前の馬を見ながらレースをしましたが、4コーナーでは進路がなくなって苦しくなりました。追い出したのは坂の途中からでしたが、最後は馬の力に助けられました。折り合いは問題なく、道中平常心で行ければ長い距離は持つと思います。まだまだ変わる余地はあります。このまま順調に行って欲しいです」

(勢司和浩調教師)
「菊花賞を目標にしてきたわけではありません。状態が悪かったら使いません。無理しなければこの馬は将来もっと大きくなる馬です。距離は延びても問題ありません。とりあえず無事に行ってくれたらと思います」

2着 ダービーフィズ(田中勝騎手)
「残念です。調教の時より体の使い方が良くなっていました。引っ掛からず、最後まで気を抜いていませんでした」

3着 アドマイヤスピカ(戸崎騎手)
「まだおっとりしています。距離は延びても大丈夫でしょう」

4着 ナンヨーケンゴー(内田博騎手)
「メンバーを見て、展開がうまく向けば入着はあると思っていました。内でゴチャゴチャしていたので外に出して行きましたが、1~3着の馬は騎手がうまく乗っていたと思います。出走権利を取りたかったですが、よく頑張ったと思います」

6着 バンデ(石橋脩騎手)
「スタートからずっと肩ムチを入れていました。全然集中していませんでした。それでも大きく負けていませんし、本気で走ればもっとやれる力はあります」

8着 サイモンラムセス(松山騎手)
「折り合いもついて、距離が延びても大丈夫でした。いい感じで運べたのですが、直線でスムースでなかったのが痛かったです」

11着 ヒロノプリンス(国分恭騎手)
「厳しい展開になってしまいました」

13着 ヒラボクディープ(国枝栄調教師)
「4コーナーまでは完璧なレースでした。そこから自分でハミを取って加速するところがありませんでした。直線で止まったのは、体調なのか、気持ちの問題か分かりません。今日は返し馬でもいつもより落ち着いていて問題なかった。これから様子を見て、あまり変化がないようなら菊花賞も考えなければいけません。ただ、このまま終わりたくありません」

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