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12月15日(日)に阪神競馬場で行われる朝日杯フューチュリティステークス(GI)に出走予定のウイングレイテスト(牡2歳 青木厩舎)について、追い切り後の青木孝文調教師のコメントは以下の通り。

(前走デイリー杯2歳Sを振り返って)
「休養明けと初の関西遠征、重賞と初ものづくしでしたが、全部上手にクリアしてくれました。馬の体としては、仕上り途上だったのは間違いないですが、よく頑張ってくれたと思います。ただこれは意外でもなく、ある程度期待通りだったと思います」

(前走はプラス12キロでしたが)
「これは、全部成長分だと思います」

(前走の結果については、満足ですか?)
「いくらステップレースとはいえ、勝ちたいのは間違いないので、負けてしまった事は満足していないですが、そこまでの過程や出来に関しては概ねうまくいっていると思います」

(中4週、この間の調整は?)
「特に奇をてらった調整をする訳でもなく、脚元も丈夫だし体も健康そのものなので、普段の攻め馬もしっかりやって、体のケアに重点を置いて良い意味で淡々とやってきました」

(馬体の変化は?)
「体は引き締まっていますが、馬体重は減るよりもむしろ増えていて、筋肉のスジとか明らかに今までと違って馬体の良化は間違いないです」

(1週前の追い切りは?)
「ウッドチップコースで古馬を前に行かせて、しっかりと併せ馬を行いました。時計は気にせずに、最後まで意識をしっかりと持たせて、馬の気持ちを上げていくような調教をしました。狙い通りの調教ができたと思います」

(今朝の最終追い切りの内容は?)
「松岡騎手が騎乗して途中ハミをグッと噛むようなところはありましたが、調教パートナーも上手く対応してくれて、最後はしっかりと併せ馬ができました。松岡騎手は、抜け出した時の馬の反応を見たいと言っていたので、首ひとつ出た時に馬の集中も保てていたので、そこは良かったと思います」

(馬の状態は?)
「状態は良いと思います。ただ、まだ体も顔つきも幼いところを残しているし、完成というのはまだ先だと思います」

(阪神の1600mコースについては?)
「最後に急な坂が控えていたり、3コーナーとか4コーナーとかカーブが大きかったりとか色々ありますが、取り敢えず関西遠征もクリアしていますし、広いコースも右周り左周りの違いはありますが、東京コースを経験しているので問題ないでしょう。急坂もトモの筋肉がしっかりとしている馬なので不安はありません」

(レースへ向けて期待の程を)
「開業3年目でやっとGIレースで注目してもらえる馬が現れました。去年のウインゼノビア(阪神JF 13着)の反省、経験を活かして頑張ります。応援宜しくお願いします」

(取材 木和田篤)

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