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12月15日(日)に阪神競馬場で行われる第71回朝日杯フューチュリティステークス(GI)に登録しているタイセイビジョン(牡2、栗東・西村真幸厩舎)について、追い切り後の余田宏章調教助手のコメントは以下の通り。

(前走の京王杯2歳S1着を振り返って)
「道中は少し行きたがっていたのですが、あれをルメール騎手がなだめてくれていました。見ている方はヒヤッとしましたが、抑えが効いて最後はすごい脚を使ってくれたので、本当に収穫のあるレースだったと思います」

(前走後の調整について)
「前走後は短期放牧に出まして、帰ってきました。一回使ったことによって気合いが乗ったまま帰ってきたのですが、今になってだいぶ落ち着いてきて、メリハリの効いた調教ができるようになってきました」

(調教過程を振り返って)
「1週前の追い切りは併せ馬で(武)豊さんが乗って、終いだけ伸ばすという感じでした。本当に無理なく並走馬をちぎって、負担なく、また伸び伸び走れていたので理想的な調教ができたと思います。
(今日は)1週前に結構良い時計で一杯気味に走っていたので、終いの脚を確認する程度でした。終いまで我慢が利いて、リラックスして、最終追い切りとしては良かったと思います」

(今回のレースに向けて)
「新馬戦で勝った舞台なので、最近は返し馬でのテンションなど課題はあるのですが、一番縁起の良い舞台です。距離延長は課題ですが、今の落ち着きを維持できれば克服できると思います。
初めて厩舎に来た時は、調教で止まりませんでした。このままどこまでも走っていきそうだったので、どうなるのかなと思いました。やはり頭の良さがそれをカバーして、今はすごくオンとオフが利くようになりました。初めての時は暴走気味で若干不安になりました。
ムキになるわけではなくて、調教やレースに対して走ることに真面目というか、一生懸命ということが一番のセールスポイントだと思います。
今回は距離延長200mというのが鍵になりますが、折り合った時は素晴らしい脚を使ってくれると我々も信じています。応援よろしくお願いいたします」

(取材:米田元気)

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