お知らせ:

競馬実況web

12月20日(日)に阪神競馬場で行われる朝日杯フューチュリティS(GI)に出走予定のハレルヤボーイ(牡2)について田村康仁調教師のコメントは以下の通り。

「前走も終いはちゃんと動いてきているので、ここ2戦はもったいないレースが続いてしまっているな、という気がしています」

「丈夫な馬なので、全く問題なく、今日まできています。重賞を使った後、ここを使うと決めてから、身体を休ませて疲れを取って、新たに息を整える調整をしてきました。何度か使っている馬で、馬体がすぐ重くなってしまうタイプの馬ではなく、息を整える程度で、競馬が近いことを教えれば、わかってくるタイプです。難しい調整ではなかったです。(追い切りは)併せ馬で15-15でさらっと流して来いという指示で、馬にとっては辛いメニューではなかったと思いますが、息を整えて競馬だと教えるメニューでした。それほど(状態に)浮き沈みがないタイプで、高いところで安定してるかな、と思います」

「(阪神1600mは)タフなコースで、実力が発揮されるコースだと思っていますが、この馬にとっては合っていると思っています。右回りでいい結果を出していますし、終いが弾けるのが長所なので、このコースは馬の脚質に合っていると思います」

「長距離輸送は初めてで、大型馬ではないですから、そこは心配かな、というのはありますけれども、そのあたりだけですね。まだ1勝馬なので、胸を借りる形での出走になると思うんですが、ひとつ勝った時のレースが中山で後方から一気にごぼう抜きという形の派手なパフォーマンスを見せてくれて、彼の持っているいいところだと思います。力が発揮できる展開になったときにすごい瞬発力が出るところがセールスポイントです。格上挑戦でライバルは強敵ですが、胸を借りるつもりで臨みます」

(取材:山本直)

お知らせ

お知らせ一覧