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12月12日(日)に阪神競馬場で行われる阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)に出走予定のステルナティーア(牝2)について、追い切り後の木村哲也調教師のコメントは以下の通り。

(サウジアラビアRC以来のレースですが、この2カ月間は)
「ノーザンファームで疲れを取ってもらって、レース前に厩舎に戻ってきたという感じです。馬の成長という点は、元々肉付きが良く、立派な腹周りをしていて、オーソリティと同じサイズの腹帯を使っているくらいの感じでしたが、競馬を使っていく中で、競走馬らしい身体になってきて、フィット感は増しているのかなと思っています。

(一週前の追い切りは)
「競馬から時間が経っているので、大きく呼吸して貰いたいと思って、やる気はいつでもある子なので、その辺をうまく調整できればいいなというイメージで、スタッフにお願いしてやりました」

(直前の追い切りはルメール騎手が手綱を取りました)
「見ていても順調に来ているなと思いました。ルメール騎手も上がってきて、喜んでくれていました。ここまで上手くいっていると思います」

(今回は阪神の1600メートルになりますが)
「そうですね。意外と最後は脚も必要だし、タフな条件だと思っています。マイルの距離は折り合いもつくし、最後しっかりと脚を使ってくれるので、距離適性はあると思っています」

(ステルヴィオの妹で注目されますが、お兄さんと似ている点は?)
「いつも自分で勝手に身体を作ってくれるというか、レースに向けて自分で調整する子なので、そういう意味では、お兄さんと似ていると思います」

(初めての関西圏の輸送について)
「それはどうしても馬も若いし、まだ手探りな面はありますので、追い切りのメニューよりも、そういった輸送をクリアしてくれるか、といった事の方がいろいろと課題というか、未知な部分があるかなと思っています」

(GIになりますが、どんな走りを期待しますか)
「年内最後なので、しっかり最後脚を使って貰えるようなレースになれば良いなと思っています。この関西圏の遠征が、来年に活かされるような結果になれるよう努力していきたいと思っています」

(取材:木和田篤)

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