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24日(日)阪神競馬場で行われる阪急杯(GIII)に出走予定のロードカナロア(牡5 栗東・安田隆行)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●ロードカナロアについて安田翔伍調教助手

「香港スプリントのあとは着地検疫を行いましたが、そこでも15-15の時計を出せるくらいで、輸送したことのダメージなどは感じられませんでした。1月22日に帰厩し、このレースに出走と決まってからは順調に乗り込めました。厩舎に帰ってきたときもいつもどおり、のんびりした感じ。精神的ないら立ちはなく、どっしりしていたので安心しました。海外帰りの初戦はそのような面で結果が伴わないこともありますから、そのあたりを慎重に見ていきました。今のところはそういった面が見られないので、このレースに向かうにあたっては疲れを引きずっている印象はありません。

調教に関しては、先週日曜にCWで終いを伸ばす中身の濃い調教ができました。そこで大体の態勢は整ったので、今朝は併せ馬で気持ちをいれる形で。気分良く走っていました。コンディションは香港のときよりイキイキして、いい状態で臨めそうです。

自分たちがそう見ているだけかもしれませんが、馬自身に風格が出たように感じます。前哨戦とはいえこの馬のパフォーマンスを存分に発揮してもらいたいし、それを皆さんの前でお見せしたいです。58キロ、久々の1400m戦と、決して楽な条件ではありませんが、それを言い訳に出来る立場ではなくなりましたから。それは意識せず、馬の力を出せるようにレースに持っていくことしか考えていません。阪急杯のあとは高松宮記念かドバイか、まだ決まっていませんが、どこを使うにしても前哨戦も含めて負けられない立場です。期待してください」

(取材:小塚歩)


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