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東京・六本木のJRA事務所では今日、平成25年度新規調教師・騎手への免許交付式が行われた。そのあとの共同記者会見での新規調教師のコメントは以下の通り。

<調教師>
★飯田祐史調教師(栗東)
「(調教師の)バッジと免許証を受け取りましたが、今は騎手の免許証も持っているので、日本に今(石橋守調教師と)2人しかいないこの状況の時間を楽しみたいような気もしています。

 開業したら、馬のいい所をアピールして、ファンの方々がドキドキするような馬を作りたいですね。思い出に残る馬はたくさんいるのですが、1頭挙げるならメイショウアヤメでしょうか。馬の良いところを引き出すことの大切さを教えてくれました」


★石橋守調教師(栗東)
「いよいよだな、と気が引き締まる思いです。あと1週間で騎手生活も終わってしまうのか、ということを実感しました。

 これからは騎手とは全く違う立場になりますし、人を雇うことも考えなくてはいけませんから、開業はまだ先ですが、みんなが理解しあえるような厩舎経営をしていきたいと思っています。この後は河内先生のところにお世話になる予定です。

 思い出の馬は飯田君が言っていたように、1頭選ぶというのは難しいのですが、1頭挙げるならメイショウサムソンでしょうか。ダービーを勝たせて貰いましたし…。ただ、他に思い出に残る馬が一杯いたというのも、忘れてはいけないと思っています」


★尾形和幸調教師(美浦)
「まさに今開業に向けてバタバタしていて、免許交付式のあともなかなか実感がわいてこないというのが正直なところなのですが、みんなで楽しく仕事ができるような厩舎を作りたいですね。僕は毎日絶好調ですから(笑)、そんな厩舎にしたいと思います。

 思い出の馬は、今まで携わった馬全部ですね。みんな、自分にとって大事な教科書です」


★森田直行調教師(栗東)
「厩務員からは合格できないのか、と思った事もありましたし、免許を受け取った時には、ジーンときました。やるしかないな、と不安が飛んでいく思いでした。

 ファンや馬主さんに喜んで頂けるような、そしていい意味で(笑)マスコミの皆さんのネタになるような厩舎を作りたいですね。このあとは、矢作先生のところでお世話になります。

 思い出の馬はマイネピクシー(福島信晴厩舎所属で、1992年の阪神3歳牝馬S2着)ですね。芦毛で可愛い馬で、たくさんのファンの方に応援して頂けたことをよく覚えています」


★和田雄二調教師(美浦)
「調教師バッジの重さを実感しています。もうすぐ開業で待ったなしなので、去年12月に合格してからは、毎週牧場へ営業活動に行っていました。

 人を大切にする吉永(正人)先生の精神を大事にして、1勝でも多く、1回でも多くレースに使えるような厩舎を作りたいですね」

(共同会見より~取材:大関隼)


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