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東京11Rの第30回フェブラリーステークス(GI、4歳上、ダート1600m)は3番人気グレープブランデー(浜中俊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分35秒1(良)。3/4馬身差2着に9番人気エスポワールシチー、さらにクビ差で3着に7番人気ワンダーアキュートが入った。

グレープブランデーは栗東・安田隆行厩舎の5歳牡馬で、父マンハッタンカフェ、母ワインアンドローズ(母の父ジヤツジアンジエルーチ)。通算成績は16戦7勝となった。

~レース後のコメント~
1着 グレープブランデー(浜中騎手)
「勝てて嬉しかったです。本当にGIというタイトルを取りたかったです。昨年もリーディングは取れていましたが、GIではいい成績を残すことが出来ませんでした。今年最初のGIレースで結果を出せてホッとしています。久々の馬の感触も良く、スタートも良くて、自分から進んで行きました。直線も必死に頑張ってくれと追いましたが、手応えも良く、あとはスペースさえ見つければと思いました。3歳春にGIを勝ってから骨折したりして、厩舎に帰ってきた時も先生が泣いていたのを見たりしていたので、馬自身も頑張っていましたし、周囲のスタッフのサポートもあって、見事に勝ってくれたと思います」

2着 エスポワールシチー(松岡騎手)
「悔しいです。レースは予定通りで、この馬のパフォーマンスが出来て、勝ったと思いました。少し早めの抜け出しだったかもしれません。しかし、突き放す競馬はこの馬に合っています。勝った馬がいい脚でした」

3着 ワンダーアキュート(和田騎手)
「流れが速かったです。出して行ってあの位置(中団後ろ)ですからね。直線でも前が壁になって脚を余してしまいました。スムースだったら…と思います」

4着 セイクリムズン(藤岡佑騎手)
「混戦で、どの馬にもチャンスがあると思っていました。出来も良く、枠もいいですし、ロスなくレースが出来ました。直線でも伸びていたので何とかと思いましたが、馬券にも絡めませんでしたし、悔しいです。年齢を重ねて折り合いもいいと思います。距離も1400m~1600mくらいがいいです。まだまだやれる馬です」

5着 シルクフォーチュン(藤沢則雄調教師)
「距離はやはり1400mまでなのかな? うまいこと乗ってくれましたが、最後の100m~50mは脚色が同じになってしまいました」

6着 マルカフリート(福永騎手)
「スタートは気をつけて、レースはイメージ通りに出来ました。しかし、残り50mで力尽きてしまいました。勝った馬は強いですが、いい競馬は出来たと思います」

7着 テスタマッタ(岩田騎手)
「馬は走るし、まだ衰えもありません。最後は自分の進路の取り方かな? 内が空いていたが入ることが出来なかった。外枠のせいもあったと思います」

8着 ダノンカモン(ビュイック騎手)
「本当は4、5番手につけたかったが行けませんでした。やはり内枠の馬が有利です。直線も外へ行くのが不利なのは分かっているが、外へ出すしかありませんでした。調教の動きが良く期待していたので、もう少し前へ行きたかったです」

10着 ガンジス(内田博騎手)
「こんなものではないと思います。まだ若いので、壁にぶつかってさらに成長してくれればと思います。一息入れて、さらに良くなるでしょう」

11着 ガルボ(石橋脩騎手)
「4コーナーはいい手応えで、直線に向くまでいい感じで走っていました。ただ、そこから他のダート馬の底力を感じました。少し気分屋なところがあるので、新鮮な気持ちで走れたのではないでしょうか」

15着 カレンブラックヒル(秋山騎手)
「隣に暴れている馬がいて、ドンというすごい音がした時に反応してしまい、バックした時にスタートが切られました。好位まで位置を取りに行くまでに脚を使ってしまいました。スピードが持ち味なだけに、全然この馬のリズムではありませんでした」


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