1月31日(木)「川崎記念はハタノヴァンクールが制覇」ほか [全国競馬情報]
2013/01/31(木) 15:41


●●川崎記念はハタノヴァンクールが制覇●●
 
 川崎競馬場(晴・稍重)で行われたダートグレード競走=第62回川崎記念(4歳以上JpnI・1着賞金6000万円・ダート2100m)は11頭が出走した。

 レースはJRAのタカオノボルが好スタートを切って逃げ、単勝1.3倍の圧倒的1番人気となったJRAのワンダーアキュートが2番手につけ、2番人気のJRAのハタノヴァンクールが差のない3番手となり、スタートで出遅れた3番人気のJRAのグラッツィアが4番手。その後に船橋のカキツバタロイヤル、JRAのクリールパッションが続いた。

 2コーナーを回って2周目に入ったところで逃げていたタカオノボルが下がったため、その内からグラッツィアが交わして先頭へ。2周目の4コーナーの手前でワンダーアキュートの外からハタノヴァンクールが先に動いてグラッツィアを交わしに出て抜け出し、ゴール前で差を詰めたワンダーアキュートに半馬身の差をつけて優勝した。

 勝ちタイムは2分15秒4、勝利騎手はJRAの四位洋文。1馬身半差でグラッツィアが3着となり、タカオノボルが4着。5着はJRAのクリールパッションで、出走したJRA所属の5頭が上位を独占した。

 ハタノヴァンクールは父キングカメハメハ、母ハタノプリエ(母父ブライアンズタイム)という血統の牡4歳栗毛馬。JRA栗東の昆貢厩舎所属。昨年のジャパンダートダービー以来の勝利で重賞2勝目。通算成績は11戦6勝(中央競馬では8戦4勝)となった。

<レース後の関係者のコメント>
1着 ハタノヴァンクール(四位洋文騎手)
「ホッとしました。ストライドが大きい馬なので小回りがどうか、初めての左回りがどうかが少し心配でしたが、馬が頑張って克服してくれました。内枠だったので、あまり内で閉じ込められるのは嫌だったのですが、うまくスッと外に出せました。小回りのコーナーではスピードが落ちるので、3コーナーで勢いをつけて行こうとは決めていましたが、ワンダーアキュートにプレッシャーをかけるような形でうまく行けました。今年はこの馬にとって飛躍の年と思っていますし、頑張って欲しいです」

(昆貢調教師)
「嬉しいですね。何とかゴールまで持ってくれ、という思いで一生懸命応援しました。東京大賞典のあとも順調に調教メニューをこなして来ることができました。あまり早く先頭に立った経験がないので、馬がちょっと戸惑っていたようですが、よくしのいでくれました。今年は上半期の最大目標は帝王賞に置いて、ローテーションを考えたいと思います」

2着 ワンダーアキュート(和田竜二騎手)
「良いリズムで運べました。ただ、3~4コーナーでの反応がJBCクラシックを勝った時と比べて良くなくて、そこで勝った馬に捲られてしまいました。最後は詰め寄ってくれていますが、リズム良く行けていただけに、反応の部分が足りない感じでした」

3着 グラッツィア(岩田康誠騎手)
「2コーナーで内田さんの馬(タカオノボル)が物見をして、自分の馬がハナに立つ形になった時には押し切れるかと思いましたが、前半で力んだ分最後は一杯になりましたね。上位2頭は強かったですが、最高の競馬ができたと思います」

(取材:大関隼)


●●今野忠成騎手 地方競馬通算2000勝達成●●

 川崎競馬所属の今野忠成騎手(35歳・安池成実厩舎所属)は、31日(木)の川崎競馬第6レースを1番人気のオースミストーンで勝ち、1994年10月15日のデビュー以来、16798戦目にして地方競馬通算2000勝を達成した。地方競馬では史上89人目、現役地方所属騎手では37人目の快挙となる。

<今野忠成騎手プロフィール>
・生年月日 1977年3月4日
・所属厩舎 川崎・安池成実厩舎
・初騎乗 1994年10月15日 9R ハーバーリファール(7着)
・初勝利 1994年12月10日 4R ホウショク(デビュー50戦目)
・主な重賞勝鞍 
 2006年 浦和記念(ケイアイミリオン)
 2007年 ジャパンダートダービー(フリオーソ)
 2010年 TCK女王盃(ユキチャン)
 2012年 関東オークス(アスカリーブル) など計33勝

(NAR 地方競馬全国協会発表による)


●●第11回佐々木竹見カップ 山崎誠士騎手(川崎)が総合優勝●●

 地方競馬通算7153勝を挙げ、“鉄人”の名で知られる川崎の佐々木竹見騎手の名を冠した騎手招待競走「第11回佐々木竹見カップジョッキーズグランプリ」が29日(火)、川崎競馬場で行われた。中央と地方合わせて14人のジョッキーがその腕を競った。
 
 1戦目の第9レース・マイスターチャレンジ(1500m・14頭)は、1番人気のハクユウシャンティ(大井・坂井英光騎手)が逃げ切り勝ちをおさめた。ハナ差に迫った2着がイフポッシブル(高知・赤岡修次騎手)、1馬身1/2差の3着にアステカ(大井・真島大輔騎手)が入るという結果になった。
 
 また、2戦目の第11レース・ヴィクトリーチャレンジ(2100m・14頭)は、道中中団やや後ろにつけ、2周目の向正面で動き出したコウエイクレスト(川崎・山崎誠士騎手)がアタマ差制した。2着にマイネジェシカ(愛知・岡部誠騎手)、1/2馬身差の3着にゾッコンガール(船橋・森泰斗騎手)が入った。
 
 2戦の結果、5着・1着の成績で72ポイントを獲得した川崎の山崎誠士騎手が総合優勝となり、4年連続で南関東所属騎手が頂点に立った。2位は、4着・2着で65ポイントの岡部誠騎手で、1着・12着で54ポイントの坂井英光騎手となった。


●●主な3歳戦の結果●●

・29日(火)川崎競馬場で行われたJRA交流ジャニュアリーフラワー賞(1400m・12頭)は、スターリングローズ産駒のセイントスター(坂井英光騎手)が道中2番手から3コーナーで先頭に並びかけ、直線で抜け出し、4馬身差の快勝。勝ちタイムは1分30秒4。セイントスターは3戦2勝となった。

・30日(水)に川崎競馬場で行われた若竹特別(1600m・9頭)は、クラキングオー産駒のクラグオー(今野忠成騎手)がクビ差制し人気に応えた。勝ちタイムは1分45秒4。クラグオーは2歳時まで北海道競馬所属で、JRAのクローバー賞や川崎の全日本2歳優駿(JpnI)にも参戦していた。今回が川崎への転厩緒戦だった。

・30日(水)に園田競馬場で行われたJRA交流妙見山特別(1400m・10頭)は、JRA所属のサンバビーン(川須栄彦騎手)が人気に応えて、5馬身差の逃げ切り勝ち。1分29秒6の勝ちタイム。サンバビーンはスズカマンボ産駒の牝馬。なお、このレースは上位5頭までをJRA勢が占めた。

・31日(木)に川崎競馬場で行われたJRA交流ガーネットフラワー賞(1500m・14頭)は、サウスヴィグラス産駒の牝馬オキナワレッド(山崎誠士騎手)が2馬身の差をつけ逃げ切り、2勝目をあげた。勝ちタイムは1分35秒6。

・31日(木)に園田競馬場で行われた3歳B特別(1400m・12頭)は、2番人気のプリンセスバリュー(北野真弘騎手)が先手を奪い、最後の直線で後続に大差をつける圧勝となった。勝ちタイムは1分31秒0。プリンセスバリューは牝馬で、サウスヴィグラスの産駒。なお、1番人気のエーシンオーレは10着に敗れた。