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大井競馬場で行われた牝馬のダートグレード競走=第16回TCK女王盃(JpnIII・1800m・出走14頭)は、道中3番手につけた2番人気のメーデイアが、直線で後続を5馬身突き放す圧勝で重賞初挑戦を白星で飾った。勝ちタイムは1分53秒7(重)。
 中団から追い込む競馬を見せた8番人気のアクティビューティが2着、さらに2馬身差の3着が逃げた1番人気のレッドクラウディアで、上位3着までをJRA勢が占めた。3着から3/4馬身差の4着に高知のアドマイヤインディ、5着にはプレシャスジェムズが入っている。

 勝ったメーデイアは父キングヘイロー、母ウィッチフルシンキング(その父Lord Avie)という血統の5歳牝馬で、JRA栗東・笹田和秀調教師の管理馬。通算成績は12戦5勝(うち地方1戦1勝)。鞍上の浜中俊騎手は、大井競馬場では今日が初騎乗だった。

<レース後の関係者のコメント>
1着 メーデイア
(浜中俊騎手)
「スタートは少し遅かったのですが、スムーズな競馬が出来ました。真っ向勝負で競りかけていく内容でしたし、強い競馬でした。本当に期待していた馬ですし、もっと活躍して欲しいですね。大井競馬場で初めての騎乗で勝つことが出来て嬉しいです」

(笹田和秀調教師)
「思った以上に強い競馬をしてくれて、びっくりしました。馬も大井が初めてで、パドックでは馬が僕を頼りにしているのか、ちらちら見ているくらいだったのですが…一生懸命走ってくれました。随分馬がしっかりして来たことが、この結果につながったのだと思います。輸送で馬が絞れていたのも良かったのでしょう。3コーナーでの手応えも良かったですし、これならと思って見ていました。次走は馬の様子を見て、オーナーとも相談して考えたいと思います」

2着 アクティビューティ(吉田隼人騎手)
「じっくり運ぶ競馬をしました。手応えも良かったですし、1頭強い馬がいましたが頑張ってくれました」

3着 レッドクラウディア(内田博幸騎手)
「自分のペースで行けましたが、早めに来られたのがつらかったですね。ハナにこだわる馬ではありませんが、下げて外から被されるよりは、行った方が持ち味が出ると思って行きました。理想的な競馬はできましたが…」

(取材:大関隼)


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