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中山11Rの第54回アメリカジョッキークラブカップ(GII、4歳上、芝2200m)は3番人気ダノンバラード(F・ベリー騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分13秒1(良)。1馬身1/4差2着に5番人気トランスワープ、さらに1馬身3/4差で3着に2番人気アドマイヤラクティが入った。

ダノンバラードは栗東・池江泰寿厩舎の5歳牡馬で、父ディープインパクト、母レディバラード(母の父Unbridled)。通算成績は17戦5勝となった。

~レース後のコメント~
1着 ダノンバラード(ベリー騎手)
「日本で重賞レースを勝てて誇りに思います。この1年、怪我などもあり辛い日々でしたが、重賞を勝つことが出来、嬉しくホッとしています。池江先生の馬で勝てて良かったです」

2着 トランスワープ(大野騎手)
「スタートも今日は出ましたし、位置取りも予定通りで、いい競馬でした。ただ、直線で完全に勢いを止められてしまいました。それでもまた伸びています。今回は大分レース当日に向けて良くなってきていました。前に馬を置いた方がモタれる面もないでしょうし、力を出せるかもしれません。冬の方が馬は元気ですね」

3着 アドマイヤラクティ(内田博騎手)
「馬がズブくなってきているので、みんなが落ち着いている時に仕掛けて行きました。動いて勝ち馬にプレッシャーを掛けましたが、勝ち馬の方が一枚上でした」

7着 ルルーシュ(マクドノー騎手)
「ゲートで驚いてしまい、突進してぶつけて遅れてしまいました。ベリー騎手の馬(ダノンバラード)について行って、仕掛けようとしたら反応がなく、脚が使えませんでした。ゲートで馬のリズムが狂ったのがすべてです」

9着 ゲシュタルト(勝浦騎手)
「馬はいい感じでした。しかし道中、他の馬に並ばれてしまいました。もうちょっと楽に行くことが出来れば…と思います」


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