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阪神11Rの阪神カップ(3歳以上GII・芝1400m)は、3番人気サンカルロ(吉田豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分21秒0。1馬身1/4差の2着に14番人気ガルボが、クビ差の3着に2番人気ファイナルフォームがそれぞれ入線。

サンカルロは美浦・大久保洋厩舎の6歳牡馬で、父シンボリクリスエス、母ディーバ(母の父Crafty Prospector)。通算成績は36戦6勝となった。

レース後のコメント
1着 サンカルロ 吉田豊騎手
「この馬がいちばん力を出せる舞台で勝ててよかったです。スタートはよかったのですが、後方でうまく折り合えました。外に出すのに手間取りましたが、出してからはいい脚でした。この秋はあまりいい競馬ができていなかったので、最後に結果を出せてよかったです」

大久保洋吉調教師のコメント
「毎年ここが最終目標で、寒くなるとよくなる馬。マイルCSの後、馬の状態がすごくよくなったので何とかなると思っていました。このあとは一息入れて、来年の高松宮記念を目指します。一戦挟むとすれば阪急杯になるでしょう。この調子なら来年もうひとがんばりできそうです」

2着 ガルボ 石橋脩騎手
「体が柔らかくて、うまく仕上げてもらいました。ここ数戦はスタートがいいので、1400mでもいい位置が取れると思っていました。直線でギアがグッと入って、押し切れると思ったのですが……。残念ですが、勝った馬以外には負けていませんし、やはり力があります」

3着 ファイナルフォーム R.ムーア騎手
「最後は勝てるかと思いましたが、伸び切れませんでした。やわらかい馬場が影響したのかもしれません」

4着 オセアニアボス 秋山真一郎騎手
「1400mでは動く馬なので、いいイメージで臨みました。気を抜かないように集中させ、ロスなく競馬ができました。これくらいは走れる馬ですよ」

5着 クラレント 岩田康誠騎手
「スムーズなレースができましたが、内と外の差で負けてしまいました。それでも1400mにも対応できました」

6着 ブライトライン 浜中俊騎手
「道中ゴチャつきました。スムーズな競馬ができていれば、と思います。それでも最後はよく来てくれています」

7着 アドマイヤセプター C.ルメール騎手
「道中はうまく運べましたが、ラスト150mで甘くなってしまいました。1200mの方がいいのかもしれません」

9着 フィフスペトル 大野拓弥騎手
「少し馬場を気にしていました。もっといい馬場でやりたかったです」

12着 マルセリーナ 北村友一騎手
「後方からでもリズムよく運べました。終いも反応してくれましたが、ジリジリとした伸びで、弾けませんでした」

15着 オリービン 武豊騎手
「外に出したかったのですが、内ラチから離れなくて……。今日はまともに競馬ができませんでした」


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