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中山10Rの第57回有馬記念(GI、3歳上、芝2500m)は1番人気ゴールドシップ(内田博幸騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分31秒9(良)。1馬身1/2差2着に10番人気オーシャンブルー、さらにクビ差で3着に2番人気ルーラーシップが入った。

ゴールドシップは栗東・須貝尚介厩舎の3歳牡馬で、父ステイゴールド、母ポイントフラッグ(母の父メジロマックイーン)。通算成績は10戦7勝となった。

~レース後のコメント~
1着 ゴールドシップ(内田博騎手)
「ゴールドシップとは、自分が怪我から復帰して初めての重賞、そしてGIを勝てた馬で、最後も勝てたので嬉しく思います。ファンの皆さん、そして関係者に感謝しています。スタートは良くなかったですが、いつも通り後ろからと腹を括っていました。最初の4つのカーブは無理をせず、3、4コーナーでは多少の無理があっても外を回って、突き抜けると思い、馬を信じていました。結構外を回りましたが、コースロスにへこたれる馬ではありません。やはり今年は“金”の年だったので、ゴールドで締め括れて良かったです」

2着 オーシャンブルー(ルメール騎手)
「今日はパーフェクトなレースが出来ました。大きな馬ではありませんが、ビッグハートを持った馬です。直線で前が空いた時は勝てると思ったほど手応えが良かったのですが、外から最後交わされてしまいました。勝った馬は強いです。しかし、彼にとってはいいレースだったと思います」

(池江泰寿調教師)
「エイシンフラッシュをつかまえた時は一瞬勝ったかと思いましたが、外から強い馬に交わされてしまいました。終わってみればステイゴールド産駒のワンツーでしたね。この馬はまだ力をつけている段階なので、来年はGIを勝てるように育てていきたいと思います」

3着 ルーラーシップ(ウィリアムズ騎手)
「スタートがすべてです。やれることはやってきましたが、こういう結果になってしまいました」

4着 エイシンフラッシュ(三浦騎手)
「イメージ通りの競馬が出来ました。先頭に立った時はヨシ!と思いましたが、その後、脚色が一緒になってしまいました。3~4コーナーで馬場の悪いところを通ったことが影響したように思います」

5着 スカイディグニティ(スミヨン騎手)
「スタートも良く、道中もいい位置につけられましたが、コーナー、コーナーで手前を替えないので押して行きました。結局ワンペースのままで、伸びてはいますが、上位馬には及びませんでした」

12着 ローズキングダム(岩田騎手)
「枠順を生かしてやることはやりました。ただ、現状はマイルの方がいいと思います。マイルならいい位置が取れるでしょう。まだ不器用なところがありますし、馬がゴール板に向かう気持ちを忘れていると思います。気持ち自体は終わっている馬ではないので、もう一花咲かせてあげた方がいいですね。ただ、3、4コーナー手前まではヨシ!という手応えがありました」


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