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中山10Rの中山大障害(障害3歳以上GI・芝4100m)は、3番人気マーベラスカイザー(熊沢重文騎手)が勝利した。勝ちタイムは4分48秒8。3馬身差の2着に2番人気バアゼルリバーが、3/4馬身差の3着に1番人気マジェスティバイオがそれぞれ入線。

マーベラスカイザーは栗東・柴田政見厩舎の4歳牡馬で、父マーベラスサンデー、母マーベラスウーマン(母の父Woodman)。通算成績は19戦5勝となった。

レース後のコメント
1着 マーベラスカイザー 熊沢重文騎手
「飛越も上手で、乗りやすい馬です。今日は楽しく回ることができました。道中は引っかかることなく、いい感じで追走できました。大障害の着地では躓きましたが、終いは必ず脚を使ってくれると信じて乗りました。今後も無事にいってくれれば、チャンピオンでいられる馬だと思います。大障害については20数年の念願だったレースなので、勝ったら障害騎手を卒業しようと思っていましたが、いざ勝ってしまうとまだまだやめられないという気持ちが強いです。障害を長い間応援し続けてくれているファンの声援には感謝しています。勝てて嬉しいです」

柴田政見調教師のコメント
「障害の未勝利を勝った時点で、重賞は勝てると思っていました。2歳時に平地のオープン特別を勝っているので、いい脚を持っているのもわかっていました。もちろん、その時点では障害馬ということは計算していませんでしたが、障害練習のときに抜群の飛越を見せていました。一度使われて調子を上げていますし、スタミナも十分です。63キロで初の大障害コースがどうかと思っていましたが、こちらが思っている以上に強い勝ち方でした。今日はジョッキーも馬も厩務員もほめてあげて下さい」

2着 バアゼルリバー 小坂忠士騎手
「状態よく、道中はノーミスで走ってくれました。最後もしっかりと伸びてくれて、あとは展開でしょうか。これからも無事にいければ次の大障害でもやれると思います」

3着 マジェスティバイオ 山本康志騎手
「いつも通り飛越は安定していて、障害を普通にこなしてくれました。道中何の不利もなかったので、最後はもう少し伸びてくれるかと思いました。しかし、まだ若い馬で成長していくと思いますので、出直して次のGIへ向けてがんばりたいと思います」

5着 アグネスラナップ 北沢伸也騎手
「いつも通りのレースをしましたが、大障害を終えたら手応えがなくなり、モタれる面を見せました。しかし、最後の障害を飛んだら、また息を吹き返して前の馬を追っていきました。道中もうひとつ前のポジションでレースをしていればと思います。この道悪では無理だと思いましたが、具合のよさを生かしてがんばってくれました」

8着 メルシーエイタイム 横山義行騎手
「さすがに10歳ですから、いい頃に比べたら最後の踏ん張りは衰えを感じましたが、やはり乗っていて安定感がありました。今後、上積みということはないですが、まだまだやれると思います。ただ、道悪はあまりよくないかもしれません」


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