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万馬券を愛する皆さん、いよいよ12月です。11月もあとわずかとなったところで10月の万馬券を振り返ります。10月に出た100万を超える大万馬券とWIN5の払戻金、各レースの実況担当者は以下の通りです。

10月 6日(土)京都・2レース 3連単 814万2710円(実況担当・小塚)
10月 6日(土)東京・2レース 3連単 169万10円  (実況担当・舩山)
10月 8日(月)東京・6レース 3連単 258万6450円(実況担当・小林)
10月13日(土)京都・1レース 3連単 143万1300円(実況担当・大関)
10月14日(日)京都・3レース 3連単 131万8090円(実況担当・小塚)
10月14日(日)京都・藤森S  3連単 113万7290円(実況担当・檜川)
10月14日(日)新潟・粟島特別 3連単 243万5620円(実況担当・小林)
10月27日(土)新潟・7レース 3連単 175万8590円(実況担当・大関)
10月27日(土)新潟・8レース 3連単 848万8030円(実況担当・大関)
10月28日(日)新潟・7レース 3連単 133万3450円(実況担当・中野)

★10月7日(月) 毎日王冠
 京都10R(1番人気)・11R(1番人気)…檜川アナ             
 東京 9R(1番人気)・10R(4番人気)・11R(1番人気)…舩山アナ
<払戻金> 21万1570円

★10月8日(月) 京都大賞典
 京都10R(6番人気)・11R(5番人気)…小塚アナ             
 東京 9R(1番人気)・10R(7番人気)・11R(2番人気)…佐藤アナ
<払戻金> 684万3170円

★10月14日(日) 秋華賞
 東京10R(1番人気)・11R(5番人気)…山本アナ             
 新潟11R(6番人気)          …小林アナ
 京都10R(2番人気)・11R(1番人気)…檜川アナ
<払戻金> 12万9070円

★10月21日(日) 菊花賞
 東京10R(2番人気)・11R(1番人気)…小林アナ             
 新潟11R(1番人気)          …佐藤アナ
 京都10R(1番人気)・11R(1番人気)…中野アナ
<払戻金> 7320円

★10月28日(日) 天皇賞(秋)
 京都10R(3番人気)・11R(2番人気)…山本アナ             
 新潟11R(5番人気)          …中野アナ
 東京10R(2番人気)・11R(5番人気)…舩山アナ
<払戻金> 506万4660円

 まず、10月の月間MVPの発表です。受賞者は二人です。そう、ともに払戻金が800万を超えるレースを実況した小塚アナと大関アナです。この二人のMVPは選考委員会でスンナリと決まりました。

 次にリーディングですが、こちらは9月終了時点と比べてかなり順位に変動がありました。トップは山本アナに変わりました。打率は352打数279安打で7割9分3厘となり、2位からトップの座に返り咲きました。そして、2位が小塚アナとなりました。打率は7割9分1厘(292打数231安打)で山本アナにピッタリとつける2番手です。3位が7割7分9厘の私小林です。9月終了時点でトップだった舩山アナは、10月は不振で、7割7分3厘で5位に転落してしまいました。どうやらリーディングアナウンサーの座をめぐる争いは、山本アナ、小塚アナの二人に絞られてきたようです。

 一方、下位の順位に変動はありません。殿は7割1分9厘の大関アナで、ブービーが7割2分6厘の佐藤アナです。この二人のリーディングでのポジションは7月終了時から変わっていません。今月のMVPに決まった大関アナ、そして夏に3連単のJRAレコードをマークしたレースを実況した佐藤アナ。二人ともドカンと大きな配当のレースを実況するのですが、コンスタントに万馬券レースを実況することがないのです。この二人はほぼ「確定」したと言っていいようです。

 さて、今回の話題は先週(11月25日)のWIN5についてです。本当に久しぶりに2億円が出ました。1等が4億円の「年末ジャンボ宝くじ」の発売前日に出すとは万馬券の神様もなかなかやるものです。このWIN5の的中票数は、2票でした。そして、聞いたところではオルフェーヴルが1着になった場合の的中票数は3票あったそうです。この票数から、そうです。最後のジャパンカップはオルフェーヴルだけしか買っていなくて2億円を取り逃がした人がいることになります。仮にみごと2億円を手にした二人(一人だけが200円買っていたということもありえない話ではないのですが…)がオルフェーヴルもおさえていたなら、ある一人の人物だけが、ハナ差で2億円が「パー」になってしまったということになります。

 仮にこの人物を「Aさん」としましょう。私はAさんに話を聞きたいです。ぜひ聞きたい!このAさん、直線では声が出たことでしょう。それこそ絶叫したに違いありません。「オルフェーヴル、交わせ!交わしてくれぇ~!」と。そしてゴールした瞬間、オルフェーヴルが負けたのが分かったことでしょう。その時の気持ちも聞きたい。その後審議が長くなり、「ひょっとして降着になるのか…」と思った時の気持ちは、どうだったのでしょう。「ああ、裁決の皆さん、どうか降着にして!」とAさんは祈ったことでしょう。しかし、残念ながら、非情にも着順は変わらなかったのです。

 皆さん、2億円です。的中が2票でキャリーオーバーが2億4900万以上出たのですから、オルフェーヴルが1着でも3票ですから2億円だったわけです。それが、2億円が、わずかのハナ差で消えてしまったのです。負けたか、とガックリしたものの「審議で降着なら、もしかしたら…」とまた望みを持ったところで、結局ダメだったAさん。どんなに落ち込んだことでしょう。あの夜は寝られたのでしょうか?泣き喚き、何かに八つ当たりしたのでしょうか?「俺はこの世で一番運のないやつだぁ~!」と嘆いたことでしょう。もし私だったら、3日ほど寝込んで仕事を休みます。今回のケースはそれぐらいの「大事件」だったと言えます。

 はたしてAさんは、もう立ち直っているのでしょうか?この場を借りて私はAさんに語りかけたいと思います。『神は乗り越えられない試練を与えはしない』と。


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