東京４Ｒのメイクデビュー東京（２歳新馬、芝２０００ｍ）は２番人気カミノタサハラ（蛯名正義騎手）が勝利した。勝ちタイムは２分３秒３（良）。２馬身差２着に３番人気ロンギングゴールド、さらに１馬身３／４差で３着に１番人気フルグランが入った。

カミノタサハラは美浦・国枝栄厩舎の２歳牡馬で、父ディープインパクト、母クロウキャニオン（母の父フレンチデピュティ）。

～レース後のコメント～
１着　カミノタサハラ（蛯名騎手）
「ディープ産駒の軽いフットワークですから、重いウッドチップではあまり動きませんでしたが、実戦で動きが良くなると思っていたら、その通り、芝の上ではいい動きでした。レースでも、ゲートをそれなりに出てくれて流れに乗れました。気性がおっとりしているので、このまま行って欲しいですね。素質は十分、段々力がついてくればと思います」

（国枝栄調教師）
「ゲートをうまく出てくれましたし、この上がりで走ることも出来、競馬の内容としては良かったと思います。まだまだ体に余裕がありますし、中身が伴っていない中、ここをクリアしてくれました。次走は馬をよく見て、また決めたいと思います」

２着　ロンギングゴールド（デムーロ騎手）
「今日は初戦ですし、馬がとにかく若いです。でも走ります。次はいいと思います」

４着　ゼンノゼフィロス（武豊騎手）
「調教からそうでしたが、走りがワンペースで、速い脚がまだありませんね」


東京５Ｒのメイクデビュー東京（２歳新馬、ダート１６００ｍ）は２番人気パーフェクトスコア（Ｃ・ルメール騎手）が勝利した。勝ちタイムは１分３９秒３（良）。４馬身差２着に４番人気ハコダテナイト、さらに５馬身差で３着に１１番人気オアフライダーが入った。

パーフェクトスコアは栗東・高野友和厩舎の２歳牡馬で、父ブライアンズタイム、母ハンドレッドスコア（母の父ホワイトマズル）。

～レース後のコメント～
１着　パーフェクトスコア（高野友和調教師）
「性格のいい馬で、物怖じしないし、前向きで勇気のある馬です。ただ、この馬はつなぎが立っていてアクシデントに繋がる可能性が高いように思います。ダクからキャンターでは決して褒められる走り方ではないんですが、ギャロップになっていいフォームになってくるんです。調教も目一杯やってしまうと怖かったんですが、思った以上にいい走り方でした。こういう馬ですから、体がキチッとなって自信を持てるまでダート路線で行こうと思っています」

２着　ハコダテナイト（ムーア騎手）
「スタートも良く、道中スムースに進めました。よく走っていると思いますが、勝った馬が強かったということですね」

３着　オアフライダー（田村康仁調教師）
「スタート直後、他の馬に寄られて位置取りが悪くなってしまいました。最後伸びているだけに残念ですね」

４着　ヴィンチトーレ（村田騎手）
「いいですね。ちょっとモタモタしているところがあったんですが、走ってきますよ。使われて良くなってくるでしょう。思った通りの感じでここまで来ていますから、順調に行って欲しいですね」

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