お知らせ:

競馬実況web

18日(日)に京都競馬場で行われる第29回マイルチャンピオンシップ(GI・芝1600m)に出走するリアルインパクト(牡4歳、美浦・堀宣行厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●リアルインパクトについて堀宣行調教師
「毎日王冠は難しい流れの中で、いい位置取りで競馬ができたと思います。そういった意味では、終いでもう少し勝ち馬に詰め寄るような場面があっても良かったかなと、リアルインパクトに関しては感じていたんですけどね。

 レース後は一度ノーザンファームしがらきへ短期放牧に出しました。この馬に関しては少し慣れすぎている面も感じていたので、少しフレッシュにしたいと思って早めに帰厩させました。その後は意識的に少し強めの調教と、通常のパターンとは少し違う調教も取り入れて、気持ちをリフレッシュさせて、フレッシュな状態で競馬を迎えられるように工夫してきました。

 今回は、追い切った後の馬の様子も見てからという面はありますが、いつもの2日前ではなくて、前日に京都に入厩させる予定です。去年安田記念を勝ったあと、秋の状態もスタッフとしては悪くなかったと感じていましたが、関西圏の競馬で結果が出ないのはなぜかと考えました。仮定の話になってしまいますが、早めに輸送することによって、輸送が苦手というよりすぐに慣れてしまうので、緊張感がないまま競馬に行ってしまうのではないかと。

 今回は前日の輸送で、平日よりも1時間強輸送に時間がかかるのですが、それは承知でやろうと思います。工夫としては、輸送の負担を軽減させるようなボディスーツの着用を今回は初めて試してみるつもりです。

 ムーア騎手とは昨日馬に関して打ち合わせをして、今朝の調教でもそのあたりは感じていると思うので、そこも復活へのきっかけになってくれればと思います。

 今年の春は体調が帰厩した時から落ち気味で、調教もしっかり出来なかった部分もありましたが、夏を越して今回はいい状態で戻ってきていますし、調整も強くやれているので、今回は違った姿を見せられるのではと期待しています」

(取材:大関隼)


お知らせ

お知らせ一覧