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5日(月)の川崎競馬場で行われた第2回JBCレディスクラシック(交流重賞、1600m・1着賞金4000万円・12頭)は、中団を追走した断然人気のミラクルレジェンド(岩田康誠騎乗)が直線突き抜けて勝ち、昨年の第1回に続く連覇を達成した(タイム1分40秒7)。最後に馬群を捌いて追い上げた2番人気クラーベセクレタが1馬身半差で2着、逃げの手に出た10番人気サクラサクラサクラ(北海道)が3/4馬身差で3着だった。

 勝ったミラクルレジェンドは父フジキセキ、母パーソナルレジェンド(その父オーサムアゲイン)という血統の5歳牝馬で、JRA栗東・藤原英昭調教師の管理馬。通算成績は22戦11勝で重賞は7勝目。藤原英昭調教師と岩田康誠騎手は前日のみやこS(ミラクルレジェンドの弟ローマンレジェンド)に続き、2日連続の重賞制覇となった。

<レース後の関係者のコメント>
1着 ミラクルレジェンド
(岩田康誠騎手)
「今日は勝ちに来ました。ペースが遅くても早くても対応してくれますし、川崎の3~4コーナーさえクリア出来ればと思っていました。ちょっと3~4コーナーで膨れたところはありましたが、立て直して力通り走ってくれました。今年の方が気持ちも成長して、大人になっていましたね」

(藤原英昭調教師)
「連覇することが出来て、馬に感謝しています。前走から思った通りここを目標に調整して、馬が応えてくれました。直線が短いコースなので、早めに仕掛けるということを話していましたが、岩田騎手もうまく乗ってくれました。外を回りましたが、3~4コーナーでスピードが乗って行ったので、このまま行けるだろうと思っていました。弟(ローマンレジェンド)が昨日みやこSを勝ちましたし、次は決まっていませんが、牝馬の頂点に立ったので、牡馬相手、それも弟と対戦することがあるかもしれません」

2着 クラーベセクレタ(戸崎圭太騎手)
「前回も状態は悪くないと思っていましたが、今日は体も絞れていました。ただ道中で窮屈になって、向正面で手応えが怪しくなるというのは、今までに無かったことです。それでも最後は伸びて、こじ開けるように2着に来たので、やはり能力がある馬です」

3着 サクラサクラサクラ(森泰斗騎手)
「惜しかったですね。ハナを切って、自分のペースで行けましたが…」

5着 サトノジョリー(福永祐一騎手)
「ペースが思ったよりも遅く、道中ダンゴ状態で窮屈な競馬になりました。能力があると感じますし、まだ3歳ですから、これからです。先々、重賞を勝てる馬だと思っています」

(取材:小林雅巳、大関隼)


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