東京11Rの天皇賞(3歳以上GI・芝2000m)は、5番人気エイシンフラッシュ(M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分57秒3。半馬身差の2着に1番人気フェノーメノが、1馬身1/4差の3着に2番人気ルーラーシップがそれぞれ入線。
エイシンフラッシュは栗東・藤原英昭厩舎の5歳牡馬で、父King's Best、母ムーンレディ(母の父Platini)。通算成績は20戦5勝となった。
レース後のコメント
1着 エイシンフラッシュ M.デムーロ騎手
「すべてがいい形になりました。馬はリラックスしていて、行きたいときに前のスペースが空きました。直線はいい脚で先頭に立って、一瞬馬がやめそうになったのでムチを使いました。賢くて、いいハートと切れる脚を持っている馬です」
2着 フェノーメノ 蛯名正義騎手
「完全にうまくレースはできたのですが……残念です。併せ馬になっていたらとも思いますが、あれほど内が開いて、そこを勝ち馬に走られては……。向こうはラチを頼りにできて、こっちは一頭ですからね」
3着 ルーラーシップ I.メンディザバル騎手
「ジャンプするようなスタートで遅れてしまいました。もう一度、同じメンバーでやらせてもらえば、また違う結果になると思います。ただ、以前でしたら今日のようなスタートをすると引っかかってしまったのが、今日は折り合っていけたところに成長を感じます」
4着 ダークシャドウ 福永祐一騎手
「ペースに惑わされず、自分の競馬をさせました。うまく外に出せましたが、これからというときに差を詰められませんでした。勝ち馬と同じような位置でしたが、内外の差もあったかもしれません。ただ、内が開く保証もありませんからね……。それでもGIを獲れる力のある馬だと思っています」
5着 カレンブラックヒル 秋山真一郎騎手
「自分の競馬はできたと思います。結果的に距離が長かったのかもしれません」
平田修調教師のコメント
「外枠の分でしょうか。距離かもしれません。でも、やはり古馬の一線級は強いですね」
6着 ジャスタウェイ 内田博幸騎手
「いい感じでレースはできました。距離云々じゃなく、今日のところは仕方ないと思います」
7着 ジャガーメイル 石橋脩騎手
「スタートで寄られた分、少し位置取りが後ろになりました。ダークシャドウの後ろの位置になりましたが、結果的に最後は内に行った方がもう少し上の着順をとれたと思います」
お知らせ: