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エリザベス女王杯を連覇するなどの活躍をしたアドマイヤグルーヴ(牝12歳)が、昨日、繋養先のノーザンファームで急死したとJRAから発表された。

・吉田勝己ノーザンファーム代表のコメント
「昨日の朝8時30分頃、放牧から戻ってきた際の様子がいつもと違うので、経過観察していたところ、突然倒れ息を引き取りました。解剖したところ胸部に出血が確認されました。引退して繁殖牝馬となってからもファンの皆様に応援をいただいた馬でもあり、スタッフ一同、大変残念に思っております。同馬の冥福を心から祈りたいと思います」


 アドマイヤグルーヴは父サンデーサイレンス、母エアグルーヴという血統で、2000年にノーザンファームで生まれた。当歳時にセレクトセールで2億3000万円で落札されるなど、デビュー前から注目を集めた。

 2002年に橋田厩舎の管理馬としてデビューしてからも注目を集め続け、3歳時は3冠全てで1番人気に推されるなど、常に話題の中心にいた(この年はスティルインラブが牝馬三冠を制覇)。

 3歳時、4歳時にエリザベス女王杯を連覇し、2005年の阪神牝馬Sの勝利を最後に5歳で現役を引退。通算成績は21戦8勝。総獲得賞金は5億5133万5000円(本賞金+付加賞)。繁殖入りしてからもアドマイヤセプターなどの活躍馬を輩出していた。


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