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大井競馬場(天候:曇 馬場:良)で行われたグランダム・ジャパン古馬シーズンの最終戦、第9回レディスプレリュード(第10競走・3歳以上オープン・牝馬・指定交流・1着賞金2100万円・ダート1800m)はJRAのリアライズキボンヌが出走取消となって13頭が出走した。JRAのプレシャスジェムズが最内枠からハナを切り、笠松のエーシンクールディが2番手、3番手が3番人気のJRAのプリンセスペスカ、5番手が単勝1.4倍の1番人気となったJRAのミラクルレジェンド、2番人気の船橋のクラーベセクレタは中団の後ろからの追走となった。4コーナーではミラクルレジェンドが4番手に上がって前の3頭に接近し、最後の直線ではアッサリと抜け出して2着となったプリンセスペスカに1馬身半の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分54秒0。勝利騎手はJRAの岩田康誠。3着は追い込んだJRAのダートムーア。逃げたプレシャスジェムズが5着で、クラーベセクレタは最後まで伸びずに6着に終わった。
 ミラクルレジェンドは、父フジキセキ、母パーソナルレジェンド(母父Awesome Again)という血統。JRA栗東の藤原英昭厩舎所属の牝5歳栗毛馬。このレースの連覇を達成して重賞は6勝目。通算成績は21戦10勝(中央競馬では10戦5勝)となった。

レース後の関係者のコメン。トは以下の通り

1着ミラクルレジェンド
(岩田騎手)
「状態も良く、馬体もふっくらとして牧場から帰ってきて、元気に走ってくれました。クラーベセクレタがどんなレースをするのかと思っていましたが、こちらはゲートを出たなりで、うまく4、5番手の位置を取ることが出来ました。直線で抜け出したら少し遊ぶ面は見られましたが、牝馬同士では負けるわけにはいきませんでしたし、JBCに向けて良いレースが出来たと思います。とにかく無事に本番までいってくれたらいいですね。」
(藤原英昭調教師)
「この馬の力を信頼していました。前走は帝王賞に続く連闘で負けてかわいそうな結果になってしまったので、今回はしっかりと調整してきました。ゲートを出てからは安心して見ていられました。JBCレディスクラシックの連覇に向けてスタッフ一丸で頑張りたいと思います。」

2着プリンセスペスカ(幸英明騎手)
「レースは理想どおりの流れで最後も伸びていますが、勝った馬が上でした。それでもこのメンバーで2着に入れたのは大きいです。次に繋がると思います。」

4着エーシンクールディ(岡部誠騎手)
「馬が落ち着いてきて、レースはしやすかったです。1800メートルの距離は少し長い感じですが、力は出し切れたと思います。」

6着クラーベセクレタ(戸崎騎手)
「スタートで躓いてしまい、位置取りが悪くなってしまいました。プラス15キロの体重が影響した感じはありませんでした。」

(取材:大関隼)


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