札幌５Ｒのメイクデビュー札幌（２歳新馬、芝１８００ｍ）は１番人気コディーノ（横山典弘騎手）が勝利した。勝ちタイムは１分５２秒９（良）。２馬身１／２差２着に６番人気ダンツアトラス、さらにクビ差で３着に３番人気マーヴェリックスが入った。

コディーノは美浦・藤沢和雄厩舎の２歳牡馬で、父キングカメハメハ、母ハッピーパス（母の父サンデーサイレンス）。

～レース後のコメント～
１着　コディーノ（横山典騎手）
「今週調教に乗って、息遣いも良く仕上がっている感じだったので、いい感触を持っていました。スタートの練習はあまりしてないみたいで遅れましたが、道中は穏やかな感じで走って折り合いもついていたし、直線では思った通りの脚。おそらく３３秒台の脚だったでしょうが、肩ムチを一発入れただけでした。将来性十分ですね」

（藤沢和雄調教師）
「厩舎に来て１ヶ月ですが、十分に乗り込んでいました。どっしりとした馬でレース振りも良かったですね。この後は函館に戻して、状態が良ければまた札幌に連れてくるつもりです」

３着　マーヴェリックス（三浦騎手）
「競馬に行っていいタイプですね。反応も思ったより良くて、よく伸びましたし、最後にまたハミをしっかり噛んでいましたから、粘り強い馬です。トモなどにこれから力をつけてくれると思うし、楽しみな馬です」


札幌６Ｒのメイクデビュー札幌（２歳新馬、芝１２００ｍ）は４番人気アポロヌリー（勝浦正樹騎手）が勝利した。勝ちタイムは１分１１秒０（良）。ハナ差２着に１番人気シゲルオオカミザ、さらに１馬身３／４差で３着に３番人気ダンツクレインが入った。

アポロヌリーは美浦・小島茂之厩舎の２歳牡馬で、父ファスリエフ、母シルバーベル（母の父Red Ransom）。

～レース後のコメント～
１着　アポロヌリー（勝浦騎手）
「モタれる感じがすごかったですが、それでも勝ってしまうんですから持っている能力はすごいものがありますね」

（小島茂之調教師）
「行儀の悪いレースをしてしまって他の馬に迷惑をかけてしまいました。普段もスピードに乗れば真っ直ぐ走るんですが、手綱を持った状態ではどうしてもモタれてしまいます。しかしそれでも差して来るんですから力はあります。状態を見て最終週のすずらん賞へ向かいたいと思います」

２着　シゲルオオカミザ（藤田騎手）
「調教ではスタートが速い馬という話でしたが、今日はゲートから出て行きませんでした。前の馬がフラフラ走っている中でよく追い込んでいます」

３着　ダンツクレイン（秋山騎手）
「まだ全体に緩いところがありますが、頑張ってくれました。気性は素直で、他の馬がフラフラしている中で真っ直ぐ走っていました。体がしっかりして来れば楽しみです」

４着　イチマイカンバン（荻野騎手）
「馬場に出てからいい感じでした。スムースに追い上げられましたし、追えば追うほど伸びる感じでした。楽しみな馬です」

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