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JRAから今日、2012年度上半期のJPNサラブレッドランキングが発表された。

 これは、今年の1月1日から7月31日までに日本および海外の競走に出走して100ポンド以上の評価を得た日本馬と、日本の競走でその馬のベストの評価を得た外国馬を対象としたもので、ランキングについては3歳芝・3歳ダート・4歳以上芝・4歳以上ダートの4カテゴリーでレーティングが発表された。

 各カテゴリーの概要は以下の通り。

<3歳芝>
 ダービー馬ディープブリランテが118ポンドで首位。ダービーのレーティングとしてはロジユニヴァースやエイシンフラッシュと並ぶ評価となった。2位はダービー2着のフェノーメノで117ポンド、116ポンドで皐月賞馬ゴールドシップ、ワールドエース、トーセンホマレボシが続いている。
 牝馬では、2冠を達成したジェンティルドンナがオークスで115ポンドという高い評価を得た。牝馬のアローワンス4ポンドを加えれば119ポンドとなるので、この世代の実質トップはジェンティルドンナということになる。牝馬の2位は、桜花賞・オークスともに2着のヴィルシーナで109ポンドだった。

<3歳ダート>
 ジャパンダートダービーを制したハタノヴァンクールが111ポンドでトップ。これは過去3年の勝ち馬を上回る評価で、2005年のカネヒキリ、2008年のサクセスブロッケンに1ポンド差まで迫るものだった。
 2位はジャパンダートダービー2着のトリップで109ポンド、ユニコーンSを勝ったストローハットが107ポンドで3位だった。

<4歳以上芝>
 宝塚記念を勝ったオルフェーヴルが125ポンドでトップに立った。このレーティングは、2006年のディープインパクトに並ぶ宝塚記念の最高値だった。
 2位は、香港でクイーンエリザベス2世カップを勝ったルーラーシップで123ポンド。3位には日経新春杯を58.5キロで勝ったトゥザグローリーで120ポンド、4位タイ(118ポンド)にショウナンマイティ、ストロングリターン、トレイルブレイザーが入った。牝馬のトップは、ヴィクトリアマイルで初のGI制覇を飾ったホエールキャプチャで112ポンド。

<4歳以上ダート>
 1月に川崎記念を勝ったスマートファルコンが、川崎記念では過去最高の118ポンドを得て1位。2位は、フェブラリーステークスを勝ったテスタマッタで116ポンド。かしわ記念を勝ったエスポワールシチーと、帝王賞を勝ったゴルトブリッツの2頭が、3位タイ(115ポンド)で続いた。

(JRA発表による)


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