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小倉8Rの第14回小倉サマージャンプ(J・GIII、障害3歳上、芝3390m)は3番人気エムエスワールド(高田潤騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分40秒9(良)。3馬身差2着に1番人気テイエムハリアー、さらに8馬身差で3着に10番人気マサライトが入った。

エムエスワールドは栗東・湯窪幸雄厩舎の9歳牡馬で、父ステイゴールド、母トップワールド(母の父マルゼンスキー)。通算成績は50戦9勝となった。

~レース後のコメント~
1着 エムエスワールド(高田騎手)
「5月に怪我をして、このレースに間に合うか分からない中、湯窪先生はじめスタッフの皆さんがギリギリまで待って、しっかり仕上げて下さったことに感謝したいと思います。とにかくこの馬が一番強いと信じて乗りました。ただ、62キロがどうかと思っていたのですが、十分克服してくれました。最後はしっかり伸びてくれることは分かっていました。この後はGII、GIと大きな舞台に駆け上がってもらいたいですね」

2着 テイエムハリアー(白浜騎手)
「3つ目までの左回りを我慢させて、順回りで上がって行くのは想定通りでしたが、相手が強かったですね。ただ、京都のように順回りだけのコースでなくても結果が出せたのは収穫です」

3着 マサライト(横山義騎手)
「飛越もうまく、折り合いもしっかりとついていました。勝負どころで手応えが怪しくなりながらもしぶとく詰めています。今日は前の2頭が強いですね。これを使って良くなりそうです」

4着 フサイチアソート(植野騎手)
「目標になる馬がなくなると気が抜けるところがありますが、最後はよく伸びています。オープンでも何とかなりそうな感じがします」

6着 ドングラシアス(熊沢騎手)
「包まれると怯む面があるので、もっと前に出して行った方が良かったかもしれません。1~2コーナーではずっと包まれる面がありましたからね」


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