7月12日(木)「ジャパンダートダービー(大井)はハタノヴァンクールが制す」ほか [全国競馬情報]
2012/07/13(金) 10:07


●●重賞レースの結果●●
<11日(水)>
 晴、良馬場の大井競馬場で行われた3歳世代のダート日本一決定戦=第14回ジャパンダートダービー(JpnI・2000m・1着賞金4500万円・11頭)は、1番人気のハタノヴァンクールが勝ち、3歳ダート界の頂点に立った(勝ちタイム2分05秒3)。
 フリートストリートが落ち着いたペースで逃げ、これを他のJRA勢5頭が集団で追う展開。レースが動いたのは3コーナー付近、向正面で少しずつJRA勢との差を詰めていた羽田盃馬アートサハラが馬群の外から一気に仕掛けて先頭に立ち、さらにJRA勢からトリップも早めの仕掛けで先頭に躍り出る。直線でも粘るトリップが押し切りを狙ったが、これを外から豪快に上がり3ハロン最速(36秒0)で伸びたハタノヴァンクールがゴール前でかわし、最後は1馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。
 4番人気だったトリップが2着、さらに3馬身差の3着に積極策から見せ場を作った7番人気のアートサハラが入った。3番人気のオースミイチバンが4着、ホッコータルマエが5着で、ユニコーンSを勝った2番人気のストローハットは7着、3戦無敗で挑んだフリートストリートは9着だった。
 勝ったハタノヴァンクールは父キングカメハメハ、母ハタノプリエ(その父ブライアンズタイム)という血統の牡馬。通算成績は7戦5勝(うちJRA6戦4勝)、これでダートでは5戦無敗となった。騎乗した四位洋文騎手、管理するJRA栗東の昆貢調教師はともにジャパンダートダービー初制覇。

<レース後の関係者のコメント>
1着 ハタノヴァンクール
(四位洋文騎手)
「1番人気だったのでプレッシャーはありましたが、人気に応えられて良かったです。スタートの出がゆっくりなので、毎回自分も最初はドキドキしながら乗っているのですが、今日は2000mでスローになると思ったので3コーナーから自分で動いて行こう、と考えていました。今野騎手(アートサハラ)が先に動いた時には少し焦りましたが、期待した通りの末脚を使ってくれました。今年はこの路線の3歳馬のレベルが高いですし、今日は勝つことが出来ましたが、この先ライバルに負けないように頑張っていきたいですね」
(昆貢調教師)
「仕上がりも非常に良かったですし、勝てて良かったです。この後は夏休みに入って、秋以降の大きいところに向けて予定を考えたいと思います」

2着 トリップ(小牧太騎手)
「3コーナーで、早く動いた分の差でしょうね。この馬も止まっている訳では無いのですが、勝った馬の脚が凄かったです。ダートは大丈夫です」

3着 アートサハラ(今野忠成騎手)
「思った以上に流れが落ち着いたので、自分から動いて行こうと思いました。今日は気を抜かずに走っていましたし、いいレースでした」

4着 オースミイチバン(川島信二騎手)
「状態も良く、道中の手応えも良かったです。ただ、他の馬に来られた時に張れませんでしたから、距離でしょうか」

5着 ホッコータルマエ(幸英明騎手)
「ハナに行ってもいい、と思っていましたが、物見をしていたので控える競馬をしました。その分、勝負どころで位置が悪くなってしまいました。外目の枠なら、揉まれない2,3番手から競馬が出来たと思います。力負けではないですから、巻き返しに期待したいですね」

7着 ストローハット(内田博幸騎手)
「初めてのナイターで、集中しきれていないような面がありました。能力はある馬ですし、力負けではないですから、巻き返せると思います」

(取材:舩山陽司、大関隼)

<12日(木)>
・門別競馬場(天候:雨 馬場:不良)で行われた第49回赤レンガ記念(第12競走・3歳以上オープン・地方全国交流・1着賞金200万円・ダート1800m)は9頭が出走し、5番人気のカネマサゴールドが道中3番手の位置からレースを進めて最後の直線で逃げた4番人気のサクラサクラサクラをクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分52秒4。勝利騎手は北海道の五十嵐冬樹。3着は4馬身差で2番人気のジョーモルデュー、1番人気となったエイシンダッシュは4着に終わった。。
 カネマサゴールドは、父ゴールドヘイロー、母プリンセスリーベ(母父ノーザンテースト)という血統。北海道の堂山芳則厩舎所属のセン5歳青毛馬。重賞初制覇をはたし、通算成績は33戦12勝(中央競馬は未出走)となった。


●●大井の高橋清顕調教師が初勝利●●
・10日に行われた大井競馬の第4競走(3歳、1500m、12頭立て)でオオシマミナト(的場文男騎手・5番人気)が勝ち、大井競馬場所属の高橋清顕調教師が初勝利をあげた。

★高橋清顕(たかはし きよあき)
・生年月日:昭和48年5月1日(39歳)
・調教師免許取得:平成23年6月1日
・厩舎開業日:平成24年5月28日
・通算成績:7戦1勝(7月10日第4競走終了時点)

<高橋調教師のコメント>
「最後の直線では残ってくれとずっと祈っていました。今後は、スタッフと一緒に目の前にあるものを一つ一つこなしていきたいと思います。」

(特別区競馬組合発表のリリースによる)


●●2歳戦の結果●●
<10日(火)>
●大井(天候:晴 馬場:良)
★2歳(ダート1200m・7頭立て)
 ラッキーガール・牝・父サウスヴィグラス
★特選2歳(ダート1400m・9頭立て)
 ブラックワード・牡・父ブラックタキシード
<11日(水)>
●門別(天候:曇 馬場:良)
★2歳(10万円以下・ダート1000m・12頭立て)
 ラブソング・牝・父ソングオブウインド
★JRA認定フレッシュチャレンジ2歳新馬(ダート1200m・10頭立て)
 ビービーボイジャー・牡・父アルカセット
★JRA認定アタックチャレンジ2歳未勝利(ダート1200m・12頭立て)
 バリーナ・牡・父ハーツクライ
★バゴ賞(ターフチャレンジ・2歳オープン・ダート1700m・6頭立て)
 クラグオー・牡・父クラキングオー
<12日(木)>
●門別(天候:雨 馬場:不良)
★2歳(10万円以下・ダート1200m・12頭立て)
 ケンガミネ・牝・父アドマイヤジャパン
★2歳(50万円以下・ダート1200m・12頭立て)
 ラブミーヘイロー・牝・父ゴールドヘイロー
★JRA認定アタックチャレンジ2歳未勝利(ダート1000m・11頭立て)
 マケマケ・牝・父サウスヴィグラス
★JRA認定ウィナーズチャレンジ2歳オープン(ダート1200m・10頭立て)
 リンノナイナーズ・牝・父フォーティナイナーズサン
●大井(天候:曇 馬場:良)
★2歳新馬(ダート1000m・8頭立て)
 ペルシャネコ・牝・父メイショウボーラー
★2歳新馬(ダート1000m・9頭立て)
 デイジーギャル・牝・父ブラックタイド
●笠松(天候:雨 馬場:不良)
★新馬戦(2)2歳3(ダート800m・5頭立て)
 マルヨスバル・牡・父パーソナルラッシュ
★新馬戦(3)2歳2(ダート800m・6頭立て)
 コットンリリー・牝・父フサイチホウオー
●姫路(天候:曇 馬場:不良)
★一組2歳(ダート1400m・8頭立て)
 ショートカット・牝・父ヤマニンセラフィム


●●JRA交流競走の勝ち馬●●
<10日(火)>
●金沢(天候:晴 馬場:良)
★能登見附島賞(第10競走・3歳以上・ダート1500m・12頭立て)
 スエヒロジュピター・牝4歳・JRA栗東:目野哲也厩舎・父スエヒロコマンダー
●大井(天候:晴 馬場:良)
★フォーチュネイトラベンダー特別(第9競走・3歳・ダート1200m・14頭立て)
 マルサンヴィーナス・牝3歳・大井:高橋三郎厩舎・父ツルマルボーイ
<11日(水)>
●門別(天候:曇 馬場:良)
★アルビレオ特別(第10競走・3歳以上・ダート1800m・12頭立て)
 ミスタールイス・牡5歳・JRA美浦:中野栄治厩舎・父スパイキュール
●笠松(天候:雨 馬場:良)
★あじめ峡賞(第9競走・3歳・ダート1400m・10頭立て)
 エーシンデューク・牡3歳・JRA栗東:沖芳夫厩舎・父フジキセキ

(担当:小林雅巳)