来月3日(日)に行われる安田記念(GI・芝1600m)に出走する香港勢2頭の、今朝の東京競馬場での調教状況と、関係者のコメントがJRAから発表された。
●ラッキーナイン(セン5歳)
<調教状況>
デール・ビュッセイ調教助手が騎乗してダートコースでダク(速歩)半周、キャンターを1周と4分の1、ダク4分の1周、軽いキャンター半周。
<キャスパー・ファウンズ調教師のコメント>
「去年のスプリンターズSの後、12月の香港スプリントを優勝した後も、馬の状態は非常に良いです。今回、来日してからも馬体重・食欲ともに申し分なく、今朝の動きにも満足しています。
若い頃に抱えていた内臓の問題から、短い距離を使ってきましたが、今は症状がすっかり改善しました。
距離延長となるマイル戦への準備となった前走でも、不利な大外枠にも拘わらず、スタミナ作りの調教の効果が現れました。
スタートから1~4番手に楽につけられる枠であれば、安田記念でも3着以内に入る自信があります。ドバイゴールデンシャヒーンを含め、このところ枠に恵まれないレースが続いていたので、是非いい枠になることを願っています。
明日、芝で追い切ります」
●グロリアスデイズ(セン5歳)
<調教状況>
キンイウ・ヤン調教助手が騎乗して、角馬場で10分程度ダク、ダートコースでダク4分の1周、キャンター2周。
<ジョン・サイズ調教師のコメント>
「来日して1日、2日は少し落ち着かなかった様子を見せていましたが、白井から東京競馬場に移動してからはその様なこともなく、順調に来ています。
今朝の運動も普段と変わりなく、食欲、馬体重ともに安定しています。まだ香港では初めてのシーズンですが、1戦ごとに良化していて、相手関係が厳しいレースでも実績をあげています。
経験が浅い分、未知数の部分もあると思うので、安田記念でもチャンスは充分あると思います。降るゲート18頭ということもあり、中団かややその後ろにつけて、最後の200~400mで追い込めればと思います。
今週はおそらく金曜日にダートで早い運動をする予定です」
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