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東京11Rの第7回ヴィクトリアマイル(GI、4歳上牝馬、芝1600m)は4番人気ホエールキャプチャ(横山典弘騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒4(良)。1/2馬身差2着に7番人気ドナウブルー、さらに1馬身1/4差で3着に3番人気マルセリーナが入った。

ホエールキャプチャは美浦・田中清隆厩舎の4歳牝馬で、父クロフネ、母グローバルピース(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は13戦5勝となった。

~レース後のコメント~
1着 ホエールキャプチャ(横山典騎手)
「勝てて嬉しかったです。馬の出来がないと勝てないのですが、馬もすごく良かった。思った通りの競馬が出来ました。新馬の時は跳ね上がってゲートを出ていたが、今日はいいスタートでした。位置取りは自分で狙って取りに行き、折り合えました。ペースは上がらないと思ったので、ある程度前にいないとと思っていました。考えた通りにいきました。前が空いても1頭にならないよう、じっくり待って追い出しました」

(田中清隆調教師)
「今の馬場では後ろから行ったのでは届かないと思っていましたが、今日はスタートも良く、いいリズムで走っていました。これなら弾けるだろうと思って見ていました。力はある馬なので、いつかはGIを取れるだろうと思っていましたが、実際に初めてGIを制して、やはり嬉しい気持ちです。今後はオーナーと相談して決めます」

2着 ドナウブルー(ウィリアムズ騎手)
「悔しいです。直線で抜け出してすぐに右にヨレ出しました。かなりヨレたので右に馬がいなくて良かったと思うほどでした。今日が初めての左回りということで、一度左回りを経験していたらと思います。右にヨレずに勝ち馬と併せる形になったなら、こちらの方が出て違う結果になったでしょう。負けはしましたが、能力はかなり高い馬です」

3着 マルセリーナ(田辺騎手)
「ゲートを突っかかる感じで出てしまいました。もう少し前で競馬をしたかったのですが…。それでも直線はうまく前がパッと空いて、いい脚で伸びてくれました。結果的に、もう少しスタートが良ければもっと際どい差になったと思います」

5着 アパパネ(蛯名騎手)
「道中厳しい競馬となりましたが、直線では勝った馬のすぐ後ろで追い出すのを待つくらいだったんです。しかし、ギュンと弾けるところがありませんでした。トモの感じがまだ良くなっていないというか、物足りない思いです。もう1回強いアパパネを見せて、“終わった”という周囲の声をひっくり返したいですね」

(国枝栄調教師)
「向正面からコーナーまで内や外から押されるこれまでにない厳しい競馬でした。それでもやってくれるだろうという気持ちでしたが、今日はもう一つという感じでした。今後は馬の様子を見て、オーナーと相談して決めるつもりです」

16着 オールザットジャズ(藤岡佑騎手)
「マイル戦だと他の馬のスタート、出だしが速く、道中は外々を回らされて脚がたまることがありませんでした」


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