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ダートグレード競走となって4年目の第23回東京スプリント(旧称・東京シティ盃)はナイター開催(トゥインクルレース)の大井競馬場ダート1200メートルに16頭を集めて行われ、序盤は5~6番手を追走した1番人気のセイクリムズン(JRA栗東・服部利之厩舎、岩田康誠騎乗)が直線で先行各馬を一気に捉えて勝った。2着に中団の内を進んだ地元の古豪フジノウェーブが追い上げ、3着に先行集団の中にいた船橋のスターボードが粘りこんだ。セイクリムズンと人気を分けていた2番人気のスーニはスタートでやや遅れて結局追い上げる脚がなく11着。久々のレースだったサマーウインドは先行することなく勝ち馬と同じような位置から外を回ったが7着だった。
 勝ったセイクリムズンは父エイシンサンディ、母スダリーフ(その父サウスアトランティック)という血統の牡6歳馬。通算成績は34戦12勝。ダートグレード競走は5勝め(全てJpnIII)となった。

 レース後の関係者のコメントは以下のとおり。

1着 セイクリムズン
(岩田康誠騎手)
 前回(黒船賞)は逃げて勝ったものの、少し重めの体だったこともあって、馬自身が自信なさげな様子だったんですが、前回勝って、今日のレースで凄く自信を取り戻したという内容のあるレースでした。今日は余裕があって追走も楽でしたし凄く強い内容だったと思います。これから先、次のレースも地方の競馬場だと思いますが、負けないように頑張りたいと思います。
(服部利之調教師)
 前回のレースではちょっとモタついた感じだったんですが、今日はいい感じで仕上がっていたと思います。久しぶりの1200メートル戦でしたが、この馬にとって1200も1400も守備範囲なんで、昨年秋の復帰戦で大井の1200メートル戦(東京盃)を使わせていただいて休み明けの状態である程度レースができたのでしっかり仕込んだらキッチリレースはできるだろうと思っていました。岩田騎手はこの馬の能力を把握していて信じてやってくれてますから、今日は順当勝ちというところでしょう。しばらくスランプがありましたが、やっと復活しましたんで、まだこれから頑張りますから応援をよろしくお願いします。

2着 フジノウェーブ(坂井英光騎手)
「1200メートルの距離は問題ないと思っていました。ただ1200ではスタートしてからモタつくかなとは思いましたが、よく頑張ってくれました。10歳ですが、衰えは感じられないです。」

3着 スターボード(戸崎圭太騎手)
「ハナに行けるとは思っていませんでした。いいスピードがあります。距離が延びても折り合いはつくと思いますが、短いところなら今後も楽しみな馬です。まだ良くなる馬です。」


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