お知らせ:

競馬実況web

15日(日)中山競馬場で行われる皐月賞(GI)に出走を予定するグランデッツァ(牡3 栗東・平田修)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●グランデッツァについて平田修調教師

「牡馬クラシックに有力馬を送り込めるという、緊張感と幸せを感じています。前走はあれだけの強い競馬を見せてくれましたからね。やはり能力の高い馬です。前々走は順調さを欠いて(筋肉痛)3着、前走は順調でさえあれば能力を示してくれるであろうと思っていました。筋肉痛の影響は、もう全く無いと言っていいです。

中山への輸送や荒れた馬場、克服する課題はたくさんあったのですが、全て克服してくれました。前走の結果には満足しています。もともと跳びが大きく、繋ぎも柔らかくて、道悪がうまそうには見えませんが、前走からは道悪も苦にしませんね。

折り合いもつきますし、1ハロンの距離延長が問題にはならないと思います。輸送も問題なく、前走後もすぐに体重が戻り、今は500キロを少し切るくらい。前走よりはプラス体重での出走になると思います。

追い切りは、先週はCコースで、まだ腹回りに余裕があったので、あまり時計を出さずに長めに追いました。いい動きでした。今朝は坂路で、サッと馬なりでとミルコ・デムーロ騎手に指示しました。『いいね、いいね』と騎手も話していましたよ(笑)。休み明け2戦目で上積みも見込めると思います。

この馬の能力は世代屈指のもの。競馬に注文がつかないのが大きいですね。これだけの能力を秘めた馬を預からせてもらい、このようにインタビューを受けられる幸せを噛み締めながら、日々の調整を進めています。この馬の能力を、GIの舞台で披露したいです」

●グランデッツァについてミルコ・デムーロ騎手

「前走時の調教で初めて乗せてもらいましたが、状態がよかったです。レースでは馬場が気になっていたのですが問題ありませんでしたし、よく走ってくれました。手前を替えるためだけに一度ムチを使うだけで十分でした。今回もそのような、いい状態だといいですね。

追い切りでは、雨で馬場が重かったので無理をさせませんでした。前回と同じように、いい走りをしてくれればと思います。

1ハロンの距離延長も問題ないと思っています。位置取りはペース次第ですが、前半に少し掛かるようなところもあるので、様子を見ながら進めたいです。これまで自分が騎乗した皐月賞馬と比較するのは、レースが終わってからの方がいいでしょう。彼らと同じようにいい走りをしてもらいたいです。全力を尽くして頑張りますので応援宜しくお願いします」

(取材:小塚歩)


お知らせ

お知らせ一覧